2011年4月28日木曜日

4月26日、細島岬では、

          4月26日、今日も晴れ。
          そろそろミカドアゲハが細島で見れるかも・・・。
          昼休みにちょっと出かけてみました。

          岬の駐車場の脇にある花壇、スミレにニッポンヒゲナガハナバチ
          が来ていました。

         ちょっと小さめのハチにピントを合わせて写真を撮ったら、
         このカメラ、小生に似たのかいつもテンポがずれてしまいます。
          ニッポンヒゲナガに襲われ、逃げ出すところでシャッターが
         おりてしまいました。

         灯台の広場から見た岬の先端です。
         いつも手前の付近にミカドアゲハが飛びまわっているのですが。

           広場の南側です。
           今日はミカドアゲハ、見かけません。


           アオスジアゲハはあちこちにちらほら。

          ツマグロヒョウモン♀が2頭いました。

          クマバチが小生に時々近づいてきます。
          
          他にはゴマダラチョウが1頭、ジャコウアゲハ、ナミアゲハ、ハナ
          ムグリなどを見かけました。

          若葉の茂みをネットでガサガサやると、小型のジョウカイや
          コメツキムシ、小型のタマムシ(Agrilus)、ハムシなどが入って
          きます。
           ちょっと変わったアリが。
          図鑑で調べると、どうやらヒラズオオアリ? しかしちょっと
          色が赤っぽいなあ。採集しとけばよかったかな~。
          
          帰りに米の山のツツジの多い所に寄ってみました。
          ここは幾つかの蝶道のターミナルみたいな所。
          待っていれば沢山のアゲハ類が吸蜜に集まってきます。
           ジャコウアゲハが多かったのですが、他にカラスアゲハ、
          モンキアゲハ、アオスジアゲハ、ルリタテハ、ヒメウラナミジャノメ
          なども見られました。
          


2011年4月19日火曜日

4月18日、ドラゴンボール?!を見に行く

         4月17日、ゆうこの3年祭、大御神社の宮司さんにまた
         お願いしました。

          宮司さん、霊感?の優れた方で、神社の境内で、ある
         場所を発掘されたところ、奇妙な物が出てきたとのこと。
         ”ドラゴンボール”と言っておられました。

          詳しい事は”大御神社”のHPに巫女さんがupされてい
         ますので参照してください。

          早速、翌18日大御神社に見に行きました。


           社殿です。

               裏はすぐ海です。

           お話のあった神社の境内の南端です。

            さざれ石の大岩です。(神座と呼ばれている)


          この神座(かみくら)のすぐ脇を掘ったところ、このような卵様
          の大きな岩が出てきたそうです。
           とても自然にできた物とは思えません。専門家の調査がやがて
          行われるんだそうです。
           ここらあたりは昔から龍神信仰のあった所で、古代の人達が
          造った龍の卵ではないかとの宮司さんのお話でした。


        南側の海岸から神社を眺めると、右側の小山は鎌倉時代末期に築造
        された日知屋城の跡で、その中には古代人が造った古代メンヒル ス
        トーンサークルがあるそうで、また社殿の上に遠く山が見えるのは米の
        山(191.6m)ですが、この山にも遺跡があるそうです。

         大正14年、考古学者、人類学者、民俗学者として有名な鳥居龍蔵
        が遺跡調査を行い、山頂の巨石は古代信仰の立石(メンヒル)と発表
        しています。さらにその南斜面に点在する多くの岩石はストーンサーク
        ルと確認しているそうです。その写真を見ると、その岩石の列は大御
        神社の方へ伸びています。
         宮司さんのお話によると、この岩列は現在では道路工事などで壊さ
        れて、ほとんど残っていないとのこと。
         また山頂の巨石には八大龍王の文字が刻まれていますが、後に刻
        まれたもの(江戸時代末期)としています。

         日向市内には後期旧石器時代からの遺跡が見つかっており、(AT
        下層からの石器が出土)2万数千年前からヒトが住んでいたようです。

         神座の後ろの小山の南側中腹からは、弥生時代から古墳時代の材
        木に穴をあける道具の「石みの」が見つかったり、伊勢が浜の脇には
        古墳があったりといろんな遺跡が沢山あります。
         山腹の洞窟は、タンタンコブという蜘蛛が住んでいたという伝説の
        洞窟のようです。

         どんな調査結果が出るか楽しみです。
        写真撮影等、神社の方の許可を得て作成しました。

           神域で、春を楽しんでいるナナホシテントウをあちこちで
           見かけました。

          参考資料
           日向市史 民俗編 平成17年
           宮崎県の歴史 山川出版社 1999年
           九州旧石器 第9号 九州旧石器文化研究会 2005年





2011年4月17日日曜日

4月13日、今日も晴れ

         4月13日、今日も晴れ、雨がずっと降りません。
        塩見川の北の支流の上流、山口あたりまで来ました。
        水田のはずなのに水が無く、まだ田植えをしていません。

        ここらあたり、初夏にはゲンジボタルが多い所なんですが、
        川には水が流れていません。
         今年はどうかな~。

         ナミアゲハやジャコウアゲハが飛びまわっています。
         みんななかなか止まってくれません。

         ヤブ椿で吸蜜するジャコウアゲハがいました。
         なぜかピントがうまく合いません。(腕が多分悪いんでしょう。)

          椿でジャコウアゲハが吸蜜、なんてちょっと変な気がします
         けど、時期は少しずれていないですかね。

          真ん中の茶色いもの、クロコノマチョウです。
          ススキに執着して時々止まっています。

           少し左側。
           卵を探しましたが見つからず。
           産卵ではなかったのかな~。

             谷川の水量、いつもより少ないような気がします。

          チュウレンジバチ。?
          シリグロチュウレンジバチなど、近似種がいるようなので
          はっきりしません。

          ヒメカメノコテントウ。
          斑紋にいろいろ変化があるようです。

          別の谷筋に下って来ましたが、ここの水田もまだ田植えを
          していないようです。

2011年4月14日木曜日

4月10日、尾鈴山へ (2)

         尾鈴山入り口付近、イヌビワの若葉にヒメクロオトシブミが
         乗っかっていました。


         車を進めること10分くらい、駐車場に車を止めて歩道を
         しばらく行くと谷筋に出ました。

          カゲロウみたいなのが岩にいっぱい止まっています。
         図鑑で調べてもよく分かりませんが、マエグロヒメフタオカゲロウ?

          何やら飛んでいます。ルリシジミかスギタニルリか?
          採集してみると、これはただのルリでしょうね~。

       岩の上に止まりました。

         近づいてみると、これもルリですかね~?

         おお! これはスギタニに間違いないようです。

          これもスギタニかな。

          これもスギタニですよね。

          7頭採集して展翅してみると、ルリ1頭、スギタニ5頭、不明
          1頭でした。
          不明の1頭、翅表の青色もルリとスギタニの中間位の色調。
           いつになっても全部自信をもって同定できません。

          今度はキャンプ場の方へ行ってみました。
          新しい施設ができていました。

           カエデの花、もう少しで満開みたいです。
           虫はまだあまり集まってはいません。

          ちょっと叩いてみました。
          セモンジンガサハムシでしょうか。
          上翅側縁後方部の黒帯が消失しているタイプでしょうか。

          トビハムシ。大きさの違う個体もいましたが、同定が大変そう
          で、どれも採集せず。

           アカタデハムシ?

          マダニの1種。図鑑で調べても分かりません。
          多分ヒトにも喰いつくやつです。

            ヒゲボソゾウムシの1種。?

           ナガハムシダマシ?

          チョロチョロ動いて写真がうまく撮れません。
          白い斑点、よく確認できません。
           シロ○○○ホシテントウ!?

          赤と黒、派手な模様ですねー。
          クロボシツツハムシ? 斑紋が少し違うかな~。

          このテントウムシもよく動きます。
          オオフタホシテントウ?
           前胸背板側方の白斑が後縁まで達しているし、南方系の
          種みたいなので違うかな?
           ナミテントウでもこんな紋様のことがあるのかな~。

           カシルリオトシブミですかね。

          アカサシガメでしょう。
          以前、トビイロサシガメを指で掴んだ時に刺されたことがあり、
          その時の痛さが痛烈だったので、その時以来サシガメは触れ
          ないようにしています。刺されることがあるとは聞いてはいたん
          ですけどねー。


          薄暗くなった森の下草にとまっていました。
          ニホンベニコメツキ?