2013年3月28日木曜日

我が家の庭に次々春の蝶が

このところ、我が家の庭もにぎやかになってきました。 3月24日、ツマキチョウ1♂が飛来。残念ながら、モモとキャンに追い散らされてしまいました。同日、市内では最近見かけなくなったテングチョウらしきチョウも1頭。  3月25日、ヤマトシジミ1♂、キチョウ1♀。  3月28日、スジグロシロチョウ1頭。   26日、幸いにもモモとキャンの眼を逃れてヤマトシジミの撮影ができました。
まだ翅が柔そうです。羽化して間もない感じです。
春型の♀ですかね。

2013年3月27日水曜日

古銭と考古学、虫と考古学

古銭の収集、ますます深みにはまっていきそうです。 歴史好きから始まった古銭集め(じつは小学生の頃から)、収集マニア向けの本から考古学から経済史、はては利殖まで分野は広く、いろんな世界があるんですねー。しかもどれも奥が深そう。
沈没船には財宝がざくざく なんて夢がありますが、朝鮮半島南西部の海底で見つかった”新安沈没船” 14世紀の船ですが、チャーターしたのは博多の商人。中国で価値の無くなった古い中国銅銭が約27t 積んであったそうです。これで日本の金を買い付けるためだったとか。 小生の好きないわゆる穴銭です。このような交易が多かったせいでしょうかおかげさまで骨董市で安く大量に出回っています。  またメキシコ湾で発見された400年以上も前の沈没船 サン・エステバン号からは、海底の砂の中からゴキブリが数種発見されたそうです。しかもその中の1種はヨーロッパ原産だったとか。    右の本。今世紀になり、ネアンデルタール人の4万年前の石から遺伝子の大部分を取り出すことに成功したことが記してありました。また2500万年~4000万年前の琥珀中のシロアリやハチ、1億2000万年前のゾウムシからもDNAを取り出そうと世界各国で試みられたが、できなかったそうです。
この本には一番びっくり。  2011年、縄文時代の遺跡からノコギリクワガタが出てきた話は新聞で知りましたが、この分野以前からずっと進歩していたんですねー。 歴史好きとしては花粉分析やプラントオパールなどが有力な手段として利用されていたのは知っていたんですが。  昆虫化石(もしくは昆虫遺体)を、破片から同定してその時代の自然環境を推定するんだそうです。 環境変化に敏感に反応する昆虫類の特性を利用しているとか。 例えば北海道の縄文遺跡から、アカスジキンカメムシが発見され、その当時の6500年前はかなり温暖だったことが推定されています。  ともかく遺跡から発見される昆虫破片は多数あって地道な同定作業を長時間続けているようです。 虫好き歴史好きの小生でもとても真似できません。

2013年3月22日金曜日

早春の蛾、アカモンナミシャク

3月20日、曇り。 庭のエドヒガン、満開を過ぎています。
地面には花びらがいっぱい!
一昨年購入したオオクワガタ、♂に先立たれた♀がどうやら2回目の冬を無事越したみたいです。
ヒイラギの葉に何かとまっています。
ルリチュウレンジのようです。 幼虫はツツジの葉を食い荒らすとか。 時々食い荒らされていましたが、こいつのせいでしたか。
コンクリートの壁に白っぽい蛾がとまっていました。 赤い斑紋が印象的。ちょっとパルナシウスを連想しました。
調べてみると、アカモンナミシャクのようです。 1971年の図鑑には、出現期は3月下旬~4月中旬。2011年の図鑑には、3月中旬~4月上旬。  温暖化のせいでしょうか。

2013年3月18日月曜日

イチゴハナゾウムシ

3月16日、午後近くの里山へ。   干上がった小川の川底に足跡が。 イノシシみたいです。 最近畑や田んぼの周辺に金柵が張り巡らされています。イノシシの害が多いんでしょう。
手のため池、大きな鯉が3~4匹、悠然と泳いでいました。 トンボの姿はありません。
ルリシジミが湿った土の上で吸水していました。
イチゴ類の花が綺麗。
その中に小さな虫を発見。
捕まえて帰って調べると、イチゴハナゾウムシらしい。 体長3mm 位。 成虫越冬し、イチゴの害虫として知られているらしい。 近くにはイチゴを栽培している所はないけれど、こんなのが増えたら困るよねー。

2013年3月13日水曜日

もう桜吹雪!

3月13日。午後小雨。夕方晴れ間が出てきたのでちょっと米の山へ。  山頂のソメイヨシノ、まだ蕾でした。
この桜、満開ですね。
別の品種なんでしょうか?
これはまた別の桜。
ここらあたり、花びらが沢山散っています。
風が吹くと花びらが散ってきます。
おっ! 桜吹雪!  残念ながら写真に写りません。
帰宅後、夕食の飯をつごうとしたら、茶碗の底に虫の糞?
よく見たら、これ、ヒメマルカツオブシムシ? 標本、大丈夫かな?

2013年3月12日火曜日

ヤクシマルリシジミ、訪花

3月11日、今日もいい天気。 2~3日前から、庭のエドヒガンが咲きはじめていました。 下枝の方から咲きはじめるんですね。 山手の方ではヤマザクラがもう咲いています。
桜の下では、モモとキャンが・・・
3月9~10日、日向市内、都農、川南、高鍋、綾を移動中、モンシロ、キチョウ、タテハ類、ルリシジミ?などよく見かけるようになりました。  我が家の庭でも時折モンシロチョウが通り過ぎていきます。 あれっ? これはヤクシマルリシジミ!

2013年3月7日木曜日

ハンミョウが飛び出す

3月6日、暖かく天気も良いので昼から近くの里山へ。 ツクしが沢山出ていました。
アップしたら、何か小さなムシが写っていましたが、何かな~?
バッタが飛び出し、草むらへ。
草を少しどけて見ると、ツチイナゴかな? 越冬してまだすっきり目が覚めていないようです。
何か前方に飛んで行って止まりました。
上の写真、真ん中を拡大すると、ハンミョウですね! このあとすぐ飛び去って近くで写真が撮れませんでした。 もうすっかり目を覚ましたんですね。
ルリシジミ。撮り損ないです。
湿ったところで吸水中。
ヤナギの小枝にハムシが。 ヤナギルリハムシでしょうか。少々つついても動きません。越冬中で熟睡しているようです。 日陰で少しまだ寒いのかな?
場所をちょっと移動。松の倒木の樹皮を剥いだらゴミムシが。 ニッポンヨツボシゴミムシでしょうか? これもまだ越冬中でしょうね。

2013年3月5日火曜日

モンシロチョウ、日向でやっと初見

3月3日、晴れ。風が強く少し冷たい。昼から日向市内の一番山深いところに出かけました。  途中、塩見の農家の庭先の白菜畑で、今年初めてのモンシロチョウを1頭見つけました。 もう2月から各地でモンシロの初見の話はあったのですが。   ここら付近、以前鹿を見たことがあります。イノシシもたまに。マムシは時々。
アケビの花、もうすぐ咲きそう。
スミレの花にビロウドツリアブ。
春らしい風景です。
松の倒木があったので、樹皮を剥いでみました。 これカミキリの幼虫かな~? コメツキ?  運がよけりゃニセハイイロハナカミキリがいるかも。日向市内ではまだ採ったことがないけど。
さらに腐食部分を掘ってみると、コメツキの死骸が出てきました。
そのうち生きたコメツキが。
ひっくりかえすと、これはアカハラクロコメツキですかね。
サルナシはもう花が終わって、実になりかけています。 探したことはあまりなかったんですが、結構あちこちにありますね。  ちょっと変だと思ったら、これ、サルナシではありませんね。ツルグミのようです。ごめんなさい。 サルナシの写真、以前クロコムラサキの写真と同じ日に出した記憶があります。
奥の方から犬の吠える声がします。まだ猟をやっているんでしょう。 鉄砲の音まで。ここらあたりはもう門川町です。
森の中に入っていくのはちょっとやばいかな? 作業道を少し散歩。
赤い花、目立ちますね。
イヌガシ?  帰りに数台の軽トラが通りすぎました。1台の荷台には、ちょっと小ぶりのイノシシが横たわっていました。収穫があったんですね。  今日は蝶の方はルリシジミを1頭とモンシロ1頭見ただけでした。ちょっと寒かったからでしょうか。