2011年1月31日月曜日

1月30日、だんご汁屋、寛太朗へ

  1月30日、寒い朝ですが、良い天気。
 年末に行った東郷町のだんご汁が、また食べたくなったので、愛妻と
 食べに行くことにしました。

  車には灰がいっぱいついています。
 新燃岳の噴火の影響のようです。県北まで流れて来たんですね。

  だんご汁屋さんは、牧水公園のすぐ近くにあります。
 公園の中の牧水の銅像です。

   記念館もあって、いろいろ資料が展示されていますが、どんなのが
  あったかは、もうずっと前だったので忘れました。

   公園の全景です。子供向けの遊具やテニスコート、サッカー場、
  レストラン、・・・いろいろあります。

    すぐ近くに牧水生家があります。

     中は自由に見学できます。

     歌碑もあちこちありましたが、若い日、おろそかに過ごした小生、
    身にしみる句です。

     牧水生家から2~3分、だんご汁屋さんに着きました。
    こんな看板があったのか~。

    特等席に座れるように、ちょっと遅めに来ましたが、今日は
   幸い?お客さんは少なかったとか。

     メニューは小生の好みの物が多くて迷います。
    ブログに載せてもいいですか?と言ったら、”かまいませんよー。”
    と気持ちよく言って下さいました。

    具が多くて地鶏のダシ?が良くでていて旨いんです。  

      セットの最初。後から後から地場産品で手作りの品が出て
     きました。前回とは違う品もあります。旬のものでい~ですね。 
       坪谷川、夏には子供たちが魚釣りをしたり泳いだりしている
      のを、よく見かけます。自然がいっぱいです。
       今日は虫は全然見かけなかったけど旨いもので腹いっぱい
      になったので満足。

2011年1月27日木曜日

1月23日、諸塚へオオムラサキの幼虫を見に

   1月23日、今日も穏やかな良い天気。
  久し振りに諸塚村のオオムラサキの幼虫探索に行くことにしました。

   途中、西郷のおせりの滝に寄ってみました。
  あちこちツララが見られます。

   しかし、滝は全然凍っていません。

    今回、はじめてチャミを連れてきました。     諸塚村に着くと、少し標高が高い所には雪が積もっているようです。

     道路沿いの1番目のエノキです。
    例年、この木にオオムラサキの幼虫が見られていました。

    今年、なぜかゴマダラチョウの幼虫が多いです。

      エノキの枯葉ではないですが、いました!

      2頭目。
     今年は少ないです。ゴマダラは10数頭いましたが。

     2番目に見たエノキです。
    この木は10年位前まではゴマダラの幼虫もいなかったのですが、
    最近ゴマダラもオオムラサキも見られるようになりました。

     今日はオオムラサキは2頭、ゴマダラは数頭いました。
    例年より少なめ?

     3番目のエノキです。
    これも最近になり見られるようになった木です。

       お~お、いました!
      ここにも3頭。
     今年はここは多いようです。20数頭いたようです。
     ゴマダラは2頭だけ。

     このエノキ、例年多数みられる木です。
    環境に変化はなさそうです。
    もう探しませんでしたが、今年は諸塚では平均以上の数がいそうな
    雰囲気です。年によって増減がありますが、どうしてなのか考えた
    ことありません。

      河原に下りてみました。
     チャミは川は初めてのはずです。不思議そうな様子でしした。

       水鳥を追っかけたりします。猟犬の血が混じっているのか。
      ミニチュアダックスを見慣れていると、随分脚が長くみえます。
      近頃はやりの ”美脚”?

2011年1月25日火曜日

1月22日、宮崎市で遺跡発掘の報告会

  1月22日、天気は良かったのですが、この日、宮崎市で遺跡の発掘の
 報告会があり、聴きに行くことにしました。
  その遺跡、現在はもうその上に道路ができていて見ることはできませんが、
 建設前に詳しい調査がされたようです。

  ずっと前、この遺跡付近に、三日月湖?があって、トンボを採集に行った
 ことがありました。その時はベニイトトンボが沢山いたような記憶があります。
 今はもうその池もないようです。

  この一帯、昔(江戸時代)どのような環境変化があったのかが、発掘の
 成果から推察できるようです。

  昔は、どんな虫達がいたんでしょうね~。

  この日、会場に展示されていた発掘品です。
 本日報告のあった遺跡ではなく、日向市内で出てきたものです。
  新聞にも載っていた、聖母マリアのような土製品です。

   今まで、全国にも類の無いものだそうです。
   16世紀後半~17世紀初頃の遺物だそうです。

   この遺物を見ると思いだします。出土した遺跡の近くにコフキヒメイト
   トンボの生息地があったのですが、東九州道の建設で、埋められて
   しまいました。

    報告会の後、県立図書館へ。
   アジア産蝶類生活史図鑑 Ⅰ、Ⅱ や世界のゼフィルス大図鑑などが
   置いてありますので、観賞することにしました。
    このような本は、できれば手許においてじっくり鑑賞したいものです。

   今回ふと気付きました。和名が沢山ついていますね~。
   Castalius rosimon には、ナツメシジミ なんですね。
   ネット検索で調べると、別名ドウケシジミというのも。

2011年1月20日木曜日

ハマオモトヨトウが越冬中?

    1月19日、晴れ。風もあまり無く穏やか。
    久し振りに昼から野外に出てみました。

    小倉ヶ浜に来てみると、まだノジギク?が咲いている所がありました。


    その近くでは、ハマナデシコ?も咲いていました。

 
     これは、ホトケノザ?
     花期は4~6月ではなかったですかね。


     砂浜に出てみると、潮がずいぶん引いていました。

      波紋、きれいですねー。

      こんなに広い砂浜、今まであまり見なかったです。

      ウニが転がっていました。

     ひっくり返してみたら・・・・。ちょっと残念。

       ヒトデもいました。

   伊勢が浜に来てみました。
   昨年11月17日、ハマオモトヨトウの幼虫がついていたハマユウです。
   
   よく見ると、まだいました!!

    ちょっと触れると、動きます。

    他にもいないか探してみると、芽の近くにもう1頭。

    根際の地面にも。

       地面近くの茎にも。

       大きさは少し違うようです。
       温かい日には食事をしながら越冬しているんでしょうか。

2011年1月16日日曜日

コゲチャサビ君、ついに昇天

  1月16日、朝すごく冷え込んでいるなーと思っていたら,新入り犬チャミの
 水桶の水が、カンカンに凍っていました。
 厚さ1cm 位はありそうです。

  昨年末からまだ見ていなかったコゲチャサビカミキリ、まだ生きているか
 気になりました。
 
  手足、触角は軟いけど、動きません!!
  着いていた枯れ枝からはがしてみても動きません!!

  屋内に入れてしばらく見ていましたが、どうやら死んでいるようです。
 生きて年越ししたかどうかは分かりません。

    2009年12月13日 伊勢が浜でソテツより採集
    2010年12月16日 生存を確認
    2011年1月16日  死亡を確認

2011年1月14日金曜日

ラオスの蝶 (15)

        今回は、セセリチョウ科です。これでやっと終了です。
        小生が参考にしたラオスの図鑑(1988)には、512種の蝶が
        記載されていますが、現在では900種以上知られているとか。
        しかも最近になっても新種の記載があるようです。
         魅力ある地域なんですね。

         ここにあげたチョウは、昨年8月に中尾健一郎氏が採集したもの
        が主ですが、同定は古い資料で小生が行ったもの。全くあてにな
        りませんのであしからず。

         今回また参考資料を見つけました。「タイ蝶ふれあいの旅」
        勝瀬 健著 1993 :和名が沢山でていました。
        「東南アジアのシジミチョウ Ⅰ、Ⅱ 」林 寿一著1984


     左、和名、ヒメイチモンジセセリ ?
       学名、 Parnara naso bada ?

       ラオスの図鑑では、ちょっと写真が見ずらかった上に、斑紋は P. ganga
       に近いと思いましたが、「タイ蝶ふれあいの旅」にあった写真を参考に
       判断しました。
       BICには図示なし。

     右、和名、分かりません。日本のキマダラセセリと同じ属のチョウです。
       学名、Potanthus trachala tytleri ?

       ラオスやタイの図鑑には、同じ属に9種もでており、近似種が多く
       BICには図示もなく、区別点もよく分からず全く自信ありません。

  
    左、和名、ニセコモンセセリ ?
      学名、Coladenia dan fabia ?の♀

      ラオスの図鑑では、学名が Coladenia ですが、タイの図鑑では、違う?
      学名、Pseudocoladenia dan fabia となっています。ふれあいの旅では
      同じ学名で、和名がニセコモンセセリとなっていますので、Coladenia で
      は和名と一致しませんねー。
       タイの図鑑では、Pseudocoladenia と Coladenia との区別で、
      Coladenia は外見上は Pseudo- と同じだが、♂に hind-tibial hair
       pencil があるのが違うとしている。
       BICでは同じく Pseudocoladenia を使っています。
       やっぱ、Pseudo- のほうが適切なのかなあ。

    右、和名、分かりません。
      学名、Odontopium angulatum angulatum

      ラオス、タイの図鑑には、近似種は有りませんでしたが、西谷氏のコレク
      ションには、O. agama の雲南省産の良く似た標本写真がでています。
      BICには、この属の図示はありませんでした。


      左、和名、分かりません。日本のキバネセセリと同じ属のチョウです。
        学名、Bibasis jaina jaina ?

        ラオスの図鑑には見当たりません。タイの図鑑では、上記種がやや
        近いかなー?といった状態です。
        BICでもしっくり来るものがありません。Bibasis 属も並んでいますが
        Burara jaina jaina に少し近いかなー。タイの図鑑のものと同じ種
        かな?
         ほんとこれ何だろ。

      右、和名、ニグリタショウガセセリ ?
        学名、Ancistroides nigrita maura ?

        ラオスの図鑑では上記種と判断しましたが、Psolos fuligo fuligo に
        もちょっと似てる。後翅の形は P. f . f. に近い?
        BIC には、どちらも図示はありません。

        以上です。