2013年8月30日金曜日

今年は変! 日向のツクツクボウシ

8月28日、小倉ヶ浜で、ヤツデの葉裏にツクツクボウシの脱皮殻がついていました。
あちこちでツクツクボウシが鳴いています。多いんですね。

 今年は7月15日に初鳴きを聞いてから、日向市内の海岸付近の林、山手などで多数の鳴き声を聞きました。それもずっと連続しています。もう1か月以上続いています。
 日向に住み始めて30年。こんなことは初めてです。

 自宅周辺では、例年のようにお盆過ぎ、8月27日が初鳴きでした。

日向のアカギカメムシ 有角個体

8月28日、昼から日向市内のソテツを見て回りました。クロマダラソテツシジミ、まだ来ていないようです。 細島のアカメガシワ、ちょっと見てみました。
いました! アカギカメムシです。 昨年は見なかったので、定着できなかったのかと思っていました。
ここにも!
こちらにも! 3頭見つけました。
最初の1頭、捕まえてみました。♀です。
前胸背側縁に鋭い棘があります。いわゆる有角個体です。図鑑には まれ とありますが、ネット検索してみると、南西諸島以外の九州、四国、本州ではまれではないようです。昨年の鹿児島の人のブログにも、開聞岳でのアカギカメムシの写真、有角個体でした。
2010年5月12日、細島で採集した標本です。
右下の個体、有角型です。
上、左から2番目、これも少し棘があります。 8頭とも全部♂でしたが、2頭が有角型です。

2013年8月29日木曜日

外国のコイン、紙幣、切手

8月24日、博多にムスメがお土産のコイン、切手、紙幣などを持ってきてくれました。何を喜ぶかさすがにツボを心得ています。オヤジの扱いは愛妻以上。  ところでこれはN氏からいただいたものとか。フランスのユーロ。10セントと5セントは2012年もの。ピカピカの摩耗なし。年台ものの摩耗したのもそれなりに歴史を感じられていいものですが、このまま保存すると価値は上がります。 20セント、年度によって違うデザインですね。
これはフランス以外のコイン。上の左3つはドイツ。右はアイルランド。 下左3つはスペイン。右はオランダ。 ユーロ圏、経済交流、人的交流が盛んなんでしょうね。各国のユーロコインがいれ混じっているようです。
これはシンガポールのコイン。上の段はI氏から頂いたものとか。 下の段と下の紙幣は、ムスメがシンガポールに行った際に入手したとか。 コイン、年度によって僅かに紋章のデザインに違いがあります。裏?はシンガポールを代表する?花や植物がデザインされています。
紙幣ですが、素材は紙ではないようです。プラスチック?
これ、マレーシアのコインなんですね! 2012年発行。デザインが変わったんですね。 K氏から頂いたものとか。 このデザイン、女性の感性を感じますが、そう感じるのは小生だけかしら?
これは珍しい。ユーロ時代以前のヨーロッパコイン! I氏から頂いたとか。 上左、ドイツの1970年2マルク。中、スペインの1957年25ペセタ。右、1969年フランス1フラン。  下左ドイツ1992年50ペニヒ。中、スウェーデン1993年10クローナ。右、フランス1994年2分の1フラン。 これはそれぞれの国に行かないと入手できませんよね。御活躍が推し量られます。
これ、どこの国のものか見当がつきませんでした。KUNAを手掛かりに検索。クロアチアと分かりました。20クーナ紙幣。 これもI氏からとか。
会社宛ての郵便物から。 左上、タイの切手? 日にちと額面が印刷?してあります。 象の図案は以前もらったものと同じ。随分合理的に手間を省いて?あるんですね。 その横、エクアドル。ボクシングのグローブ、ローラースケートの靴とか面白い題材ですね。その横はクリスマス人形でしょうか。一番右はエクアドルの花、時計草の1種? 学名まで記してあります。 真ん中左、いかにもフランスらしい感性の消印スタンプ。いいですね~。 その横はイタリアの切手、スタンプがない! そのまた右横、無粋にも顔に無残な消印スタンプ。フランスの切手ですが残念です。  今回も沢山興味深いものを頂き有難うございました。

2013年8月27日火曜日

博多に出張

8月24日、早朝。今日は博多に出張です。 朝焼けが綺麗!
汽車の窓から。延岡です。遠くに見えるのは愛宕山。愛妻は早くも居眠り。
県境付近の川。ホントに清流です。
人工林はあまりありません。いい所と思っているのですが、まだ一度も虫探しには来たことがありません。
愛嬌のある目をしています。時々手?を挙げて挨拶の仕草? お昼に小生達の胃袋に。
ムスメの案内の料理屋さん。イカの活き造りの後はこの店自慢の鯛茶漬け。
宿泊したホテルの窓から。博多は雨でした。
翌朝25日もちょっと激しい雨。
ちょっと気取った和風の朝食。たまには贅沢もいいか。
帰りの博多駅。北九州市立自然史歴史博物館の「世界の昆虫展」の表示が出ていました。時間があれば観たかったな~。

庄手のため池、その他のトンボ

8月21日、庄手のため池、他のトンボ類も数が少なかったですが幾つか見られました。 クロイトトンボ、水草のあたりにいましたが、木陰には羽化して間もない個体がいました。
モノサシトンボも2~3頭だけ。
ベニイトトンボの止まっているところに、ハムシが近づいてきました。
ベニイトがハムシを捕まえました。
ハムシはうまく逃げましたが、ベニイトは何かを舐めて?いるようなしぐさ。
近くにリュウキュウベニイトトンボの♀がいました。
リュウキュウの♂です。ベニイトもリュウキュウベニイトも同じ場所に数頭づつ一緒にいるようです。
ちょっと場所を変えると、ハグロトンボがいました。
眼の前でゆっくり翅を広げたり閉じたりしています。
ベニトンボの♀が縄張り行動? 時々近づくハラビロトンボを追い払って?いました。
別な場所には♂がいました。
ミヤマアカネ、まだ成熟していないようです。
ちゃんと確認できなかったけど、リスアカネ? もう充分赤くなっています。
アカネ類の羽化殻が多数見られました。 改修前にはトンボは50種ほど見ていましたが、改修後、36種まで回復しつつあります。しかし数は10分の1ぐらいでしょうか。

2013年8月23日金曜日

庄手のため池にハネビロトンボ

8月21日、昼から日向市内の庄手のため池に出かけました。 お天気続きで水位がかなり下がっています。
池の西側の方は、底が干上がっていました。
小さな池の方は、一つは完全に水がありません。
もう一つの池にはわずかに残っています。 トンボの姿はまばら。
落葉した桜の枝に2頭トンボが。
ハネビロトンボですね。南方系のトンボです。改修前には常連のトンボでしたが、改修後初めて見ました。
以前のようにまたここに生息するようになるといいですが。