2010年12月28日火曜日

ラオスの蝶 (6)

  チビフタオチョウ(アタマスフタオチョウ)です。
 西谷氏は、チビフタオチョウ、ボルネオの本では、アタマスフタオチョウとしています。

 学名は、ラオス、タイ、マレーシアのものは、Polyura athamas samatha  となって
いますが、ちょっと変な感じがしますね~。種名と亜種名が・・・・・。

 西谷コレクションには、雲南省産とタイ産のものが図示してあり、このラオス産は、むしろ
雲南省産のものに近い印象です。
 裏面です。
 中尾氏の採集品は、左上。他はラオス内でも採集地が違います。
細かい所がちょっとずつ違うようです。

 ヒメフタオチョウです。学名は、Polyura narcaea (台湾では、P. n. meghaduta )
ボルネオ、ラオス、タイ、マレーシアの本にはでておりません。
 台湾には多いらしく、他、中国、ベトナム北部に分布するらしいです。

 西谷コレクションには、雲南省産と湖北省産のものが図示してあります。
湖北省産のものは、ずいぶん印象が違っています。

 裏面です。

0 件のコメント:

コメントを投稿