2011年7月4日月曜日

アカギカメムシ、ルリアリ?に襲われる

         6月27日、抱卵中のアカギカメムシを持ち帰って、枝を瓶ざし
         にしておきました。
         6月28日、夕方、まだじっとしていました。

        6月30日、朝、アリがいっぱいたかっていました。
        成虫はアリに襲われているような様子です。
         アリを図鑑で調べてみると、ルリアリのようです。

        山根正気他著の「アリの生態と分類」に興味深い記述が載って
        いました。アリと植物の関係の中で、アカメガシワの花外蜜腺に
        アリが集まるが、ルリアリも多く集まることが調査した結果分かった
        そうです。ルリアリは本州以南、南西諸島など広く分布している
        ようですので、自然状態でもルリアリに襲われることがあるかも
        しれないなあと思いました。
         アリを取り除いて別の場所に置き換えました。

          6月30日の昼、成虫は真下に仰向けになって落ちていました。
          取りあげるとまだ少し動くので、枝につかまらせてみました。

        6月30日、夕方、卵の様子に変化が見られます。        
        卵はきれいに並べて産みつけられています。
        卵にもアリがたかっていましたので、卵の中身が無くなっている
        のは、孵化したのか、齧られたのか良く分かりません。
 
          成虫を卵の上につかまらせました。
          ほとんど動かないので、大丈夫かな~。

          7月1日、昼、下に落ちていました。
          死んでいるようです。

         一部は孵化しているようですが、うまく育つのでしょうか。
         アリがまた1匹来ています。

          7月2日、あまり変化がないようです。
          葉が少し枯れてきました。

2 件のコメント:

  1. 日南、串間方面では去年の発生地でまだ見つけられません。
    厳冬の影響で、個体数が少ないのではないか、と睨んでいます。秋には、また増えるのでしょうが・・・。
    子どもたち、無事に成長するといいですね

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  2. mmerianさん、いつもコメント有難うございます。
    7月9日に卵を見ましたら(あれからずっと気にはなっていましたが、放りっぱなしでした。)全体にカビがきており、あわれ全滅のようです。
     細島のもといた木、どうなっているかまた近いうち見に行こうと思っています。

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