6月27日、抱卵中のアカギカメムシを持ち帰って、枝を瓶ざし
にしておきました。
6月28日、夕方、まだじっとしていました。
6月30日、朝、アリがいっぱいたかっていました。
成虫はアリに襲われているような様子です。
アリを図鑑で調べてみると、ルリアリのようです。
山根正気他著の「アリの生態と分類」に興味深い記述が載って
いました。アリと植物の関係の中で、アカメガシワの花外蜜腺に
アリが集まるが、ルリアリも多く集まることが調査した結果分かった
そうです。ルリアリは本州以南、南西諸島など広く分布している
ようですので、自然状態でもルリアリに襲われることがあるかも
しれないなあと思いました。
アリを取り除いて別の場所に置き換えました。
6月30日の昼、成虫は真下に仰向けになって落ちていました。
取りあげるとまだ少し動くので、枝につかまらせてみました。
6月30日、夕方、卵の様子に変化が見られます。
卵はきれいに並べて産みつけられています。
卵にもアリがたかっていましたので、卵の中身が無くなっている
のは、孵化したのか、齧られたのか良く分かりません。
成虫を卵の上につかまらせました。
ほとんど動かないので、大丈夫かな~。
7月1日、昼、下に落ちていました。
死んでいるようです。
一部は孵化しているようですが、うまく育つのでしょうか。
アリがまた1匹来ています。
7月2日、あまり変化がないようです。
葉が少し枯れてきました。
日南、串間方面では去年の発生地でまだ見つけられません。
返信削除厳冬の影響で、個体数が少ないのではないか、と睨んでいます。秋には、また増えるのでしょうが・・・。
子どもたち、無事に成長するといいですね
mmerianさん、いつもコメント有難うございます。
返信削除7月9日に卵を見ましたら(あれからずっと気にはなっていましたが、放りっぱなしでした。)全体にカビがきており、あわれ全滅のようです。
細島のもといた木、どうなっているかまた近いうち見に行こうと思っています。