2016年8月5日金曜日

鰐塚山山頂で、ミヤマサナエ

7月31日、晴れ。 午前11時ごろ日向を出発。 鰐塚山を目指しました。 久しぶりの鰐塚山、このトンネルを通るのは初めて。
午後2時頃山頂に到着。 約2時間で来れました。 天気もまずまず。 しかし虫の数、意外に少ない。 ウスバキトンボの小群飛、ツマグロヒョウモン2~3頭、時折アゲハ類が姿を見せます。 アサギマダラは1頭見かけました。   数日前から福岡から来たという虫屋さん、タッパンを待っていたようですが、まだ姿を見ないとのこと。  先日はウスバキトンボが多数いたけどアカネ類は見なかったとか。 う~ん、残念。 小生、アカネ類を期待してたんだけど。
山頂付近、時折ミヤマサナエらしきトンボが飛んでいます。 すぐ止まります。
ミヤマサナエに間違いないようです。
頂上から少し下った道路にもいました。
複数はいましたが、あまり多くはなさそうです。

山地で出会うことが多いので、宮崎県内での
記録はあまりありませんが、祖母山の山頂では
鹿児島大学の生物研究会の学生が、1976年
7月に13♂12♀、1978年7月に8♂1♀、
1980年7月尾平で雨の中1♀を報告しています。
(LEBEN、14、16、18号)

平地での記録は、1973年8月21日、延岡市
野田町の五ヶ瀬川で1♂の記録(SATUSMA No.66)
しかありません。

幼虫の生息域 (河川の比較的中・下流寄り) と
成虫の活動域がかなり離れているので目につかない
だけでしょうか。

2016年8月4日木曜日

アカメガシワをかじったゴマダラカミキリ

7月30日、晴れ。 午後より細島へ。  毎年アカギカメムシが見られるアカメガシワです。 いるとしてもまだ少ないだろうから、あちこち丹念に見まわしていたら、カミキリがいました。
小枝にしがみついています。 ゴマダラカミキリですね。
小生の殺気に気づいたのか枝先の方へ移動し始めました。  しがみついていた枝、かじった痕のようにささくれだっています。
先回りして、表の葉あたりを見ていると、顔を出してきました。
さらに移動。
実のある方へ。
実にしがみつきました。
静かに手繰り寄せて、背中の紋様を見よう
としたら、驚いて飛び去ってしまいました。

日本産カミキリムシ食樹総目録(1986)に
よると、ゴマダラカミキリの食樹には、アカメ
ガシワを含め多数あげてありますが、食餌
植物は少数です。
アカメガシワもありません。
観察の機会が少ないんでしょうか。

2016年8月3日水曜日

シダを喰う蛾の幼虫、マダラツマキリヨトウ?

7月27日、晴れ。 午後、石並川キャンプ場に。 橋の上から見ると、水遊びに来ている人がいます。 もう夏休みですもんね。
キャンプ場の方も。
川原に下りてちょっと上流に行くと、ここにも。 小生も若い頃にはここで泳いでいました。
今も変わらず清流です。 
対岸の水が浸み出ている所、以前はアゲハ類が多数吸水に集まっていましたが、姿はありません。
キャンプ場の管理棟に、”昆虫教室”!  もう終わったんですね。
石並川の上流に向かう細い道。 久しぶりに来ましたが、あまり車は通っていないようです。
ガードレールも無くなり、路肩も所々崩れています。  あたりは雑木林。
道路沿いのシダに蛾の幼虫がいました。 2匹。
模様が目立ちます。 調べてみると、マダラツマキリヨトウの幼虫みたいです。 近似種でミナミツマキリヨトウ というのがいるようですが、それだったら黒帯の中央に突出部があるとか。 これには無さそうですね。
近くにいたこの幼虫、紋様がないけど
若齢幼虫かな?
別種?

2016年8月1日月曜日

ヨツテンアオシャク

7月25日、晴れ。 昼ごろ居間のガラス戸に緑色の蛾が止まっていました。
そっと外に出て、表から撮影。
図鑑で調べると、ヨツテンアオシャクのようです。

寄主植物は、ハマゴウ、ツワブキとか。
庭には日之影産(貰ったもの)のフキが
植えてあります。
フキは食べないのかな?

我が家ではあまり見かけないので
たまたま飛来したのかも。