2012年5月30日水曜日

5月26日、ハッチョウトンボの里へ (1)

5月26日、昼から日向市内のハッチョウトンボの産地へ出かけてみました。地元の人もハッチョウトンボのことは知っていて、保護に関心があります。
この看板のすぐ近く、タケノコが潰されていました。そこにエンマコガネが。
潰された時に死んだのか、前胸背が裂けていました。もう1頭この下から生きているのが出てきました。持ち帰って、日本産コガネムシ上科図説 食糞群 で調べてみると(双眼顕微鏡使用)2頭ともフトカドエンマコガネのメスのようです。”腐敗動植物質でも得られる” とあります。集まるのは糞だけではないんですね。
ここが発生地です。もともとは田んぼで最近まで米を作っていました。イネが植えてある時にもハッチョウトンボはいましたが、地主さんもハッチョウトンボのことを知っていて、見物しやすいように(?)、草刈りだけしてあるようです。
いました!! 羽化したてのメスです。
これは活動期のメスです。
小さいけど、いっちょ前のトンボ科のからだつきをしています。
これはオスですね。
まだ未熟な感じですが、腹部は一部もう赤くなっています。成熟してくると、もう全体が真っ赤になります。
ハッチョウトンボ、一般の人にも人気なのが分かる気がしますね。

2012年5月29日火曜日

5月25日、ウラキンシジミ羽化

5月25日、先日大吹谷で採集したウラキンシジミの幼虫が1頭羽化していました。
これは26日に撮影。翅が一部伸びきっていません。オスのようです。

東郷町の土場へ (2)

5月23日、東郷町の土場。草はらにヤマトシリアゲが交尾中。
小生がお邪魔ムシだったみたい。すぐ離れて逃げていきました。
材木の方へ戻ると、クビアカトラカミキリが3~4頭チョロチョロしてました。
ニジゴミムシダマシの周りにイモムシが沢山います。
ニジゴミムシダマシの幼虫でしょうか?
仲は良さそうです。
これ、てっきりアシナガバチの1種かと思いました。羽音も蜂みたいでした。調べてみると、シロスジナガハナアブ。5~6月に出現するそうです。
ハラビロトンボの♂。まだ成熟しきっていません。
シャクガ科の幼虫?
これは何科?目がかわいい!
これはハマキガ科?図鑑をみてもよく分からない。こんなに目立つ模様なのに。
土場の横にある小さな池。以前は大きな鯉がいたけど。今日はホソミオツネントンボが2~3頭見られただけ。

2012年5月28日月曜日

東郷町の土場へ (1)

5月23日、昼から東郷町のいつもの土場に行ってみました。すぐ杉の根元の朽ちた部分にアリが密集しているのに眼がとまりました。
トゲアリのようです。以前から時々ここでは見かけますが、ほかでは見たことがないです。
周りの草原の蕗の葉にセセリが静止していました。
オオチャバネセセリのようです。
日光浴をしてたんでしょうか。
材木にやっとカミキリを発見。
トビイロカミキリですね。前足と中足をさかんに動かして身づくろい?三日月形の目、面白いですね。
キイロトラカミキリもいました。交尾しててもチョロチョロ動きまわります。
これもキイロトラ。
これはツヤケシハナカミキリ。色の変化があるんですが、今日は数が少なくこのタイプだけでした。
これもツヤケシハナ。
今度は、近くの渓流に移動。これカワゲラの1種?
ジョログモを発見。小学生の頃、延岡ではこれを使って喧嘩をさせる遊びが流行ってましたが、今はどうなんだろ?
コイチャコガネですね。
コヤマトンボの♂を発見。
羽化したばかりのようです。
近寄っても逃げません。眼がまだ澄んでいないようです。
羽化殻を探したけど、見つけられませんでした。

5月22日、玄関の虫たち

5月22日、玄関脇の水桶に蛾が落ちていました。
これ、アカイラガのようですが、もう家の周りを飛んでいたんですね~。これやっぱり幼虫は刺すんでしょうかね~?
これはまた別の水桶。コガネムシが落ちていました。
ナガチャコガネのようです。チャミの水桶にも入っていました。家には多いようです。
玄関の戸に翌日までとまっていました。マエキオエダシャクでしょうか。