2020年7月29日水曜日

こんな所に ベニイトトンボ?

7月4日、伊勢ケ浜の駐車場にある池
以前からリュウキュウベニイトトンボが居ついて
いましたが、今年も無事なようです。

あれっ これは?
これは、ベニイトトンボのようです。

日向市内では、内陸部の溜池に細々と
生き残っていますが、分布を広げて
来たんでしょうか。

7月25日、再度伊勢ケ浜の池です。
リュウキュウベニイトトンボ、沢山います。
どれもリュウキュウベニですねえ。
これらもリュウキュウベニ
これは、リュウキュウベニの♀ですね。

ベニイトトンボは確認できなかった。
まだ少ないのかな?








2020年7月28日火曜日

マダラゴキブリ

6月28日、日向市内でナイター中、ゴキブリが
乱入してきた。
 かなりでかい。
ワモンゴキブリかと思いましたがちょっと違う
感じ。
持ち帰って調べてみると、
マダラゴキブリのようです。
体長37~38mmぐらいあります。
裏返して尾端まででも29mmぐらい。
 分布は九州南部~沖縄となっている
ようですが、長崎県や天草あたりにも
記録があり、宮崎県では串間市や日南市
でも採集されているみたいです。


2020年7月27日月曜日

異変!ミカドアゲハ激減

5月27日、日向市細島、イソノキのある場所。
花には虫がよく集まりますが、
あまり虫は集まっていません。
花はまだのようです。

6月13日、同じイソノキ
アオスジアゲハが2~3頭とイシガケチョウ
が1頭きていました。
 昨年、台風で枝が1本折れて花が少なく
なったせいか、虫が少ないです。
6月20日、アオスジアゲハが5~6頭

6月28日、昼前に来てみました。
アオスジアゲハが20~30頭せわしなく
吸蜜していました。
 他にヤクシマルリシジミ、ナミアゲハ、
ミツバチらしきハチも多数
しかし、モモブトスカシバ類はいません。
イソノキ、すごい集虫力です。

7月4日、今日はアオスジアゲハは少ない。
しかし、ミカドアゲハが1頭きていました。
 今年初めて出会いました。
例年だったらアオスジアゲハに混じって多数
見られるのですが。
ちょっと傷んだ個体です。

 今、細島全体であちこち伐採が進んでいます。
また、道路周辺の整備がされ、薬剤散布もされて
います。環境変化の影響があるのでしょうか。











2020年7月22日水曜日

アイヌコブスジコガネとセスジカクマグソコガネ

6月28日、美郷町でのナイター。
セスジカクマグソコガネが飛来。

面白い形をしています。他にゴホンダイコクが
数頭きていました。
7月11日、日向市内でナイター。
コブスジコガネが飛来。

初めて見る虫だったので、一緒にきていた
セスジカクマグソコガネと一緒にお持ち帰り。
セスジカクマグソコガネ
拡大して見るとゴツゴツしていて奇妙な形
をしています。
アイヌコブスジコガネのようです。
両前脚のトゲが摩耗していますが、
老齢なんでしょうか。
 宮崎県内では、霧島、日南、綾、椎葉
延岡市などに記録があり、広く分布して
いるようです。

日本産コガネムシ上科図説 第1巻
 昆虫文献 六本脚 2005年
を参考に同定しました。





2020年7月21日火曜日

ハマゴウノメイガとハマゴウヒメシンクイ

2019年7月17日、細島で、夜間灯火に飛来
しました。
 ハマゴウノメイガのようです。1頭だけ。
後日、近くの海岸でハマゴウの花を見て回りましたが
幼虫は発見できず。

2020年7月4日、細島のとある海岸です。
ハマゴウの群落が広がっていました。
 ハマゴウノメイガの事はすっかり忘れていました。
小さなメイガが沢山飛び立ちます。
葉裏に止まるのでなかなか姿が見れません。
ビニール袋でどうにか1頭捕獲。
思い出しました。

7月8日、門川町の海岸です。
ハマゴウの群落がここにも。
探してまわるもやっと1頭発見。
ここはすごく少ない感じ。
7月11日、細島の別の海岸。
昨年ここのハマゴウで幼虫を探しました。
何とか1頭見つけました。同じ個体です。
飛び出す蛾は、このシロオビノメイガと、
コブノメイガがほとんどです。
そんな時、こんなハマキガを見つけました。
調べてみると、ハマゴウヒメシンクイのようです。
これもハマゴウを寄主直物としているようです。

偶産種のキオビセセリモドキもハマゴウを食べる
らしい。延岡市でも記録があるようです。

7月15日、日向市小倉ヶ浜
ハマゴウは広く生えています。
7月18日、日向市美々津の海岸
ここにもハマゴウの群落
7月19日、延岡市長浜
長い海岸線ですが、ハマゴウはずっと分布
しています。
7月8日、門川町の長い海岸
ここも広い群落がありますが、いたのは
ワモンのメイガだけだった。