2015年7月31日金曜日

コムラサキ

7月26日、曇り。 午後4時ごろ。 ちょうど九州の西側を台風12号が通過中。しかしあまり風は強くありません。   庄手のため池の堤の下です。 最近は、いつも水が溜まった状態で、ヤナギがかなり大きく育っています。
そのヤナギの梢に、縄張りを張っているように時々飛び回るタテハがいました。 望遠で見ると、コムラサキのようです。
そばに寄っても枝葉の陰になりよく見えません。 多分♂なんでしょうね。 クロコムラサキかどうかもよく分かりません。  日向市内ではたまにしか見かけない蝶です。

2015年7月30日木曜日

ヤブヤンマの産卵

7月26日、台風接近の日、曇り。 細島から今度は庄手のため池へ。 午後3時ごろ。  トンボの姿はほとんどありません。 少ないのか森に避難してるのか。
薄暗い奥の小池、1頭のヤンマがうろうろしていました。
池の縁の斜面に止まりました。 ヤブヤンマの♀ですね。
腹部をあちこち動かして、産卵でしょうか。
対面の岸に移動。
尾端をあちこちに移動させて産卵しているみたい。 随分水辺から離れていて、しかも乾燥気味の土のあたりです。 コケが少しあるのかな。
さらに水辺から離れた落ち葉の多い所。
少し飛び立って場所を移動。
ここは随分水辺から離れています。 孵化した幼虫は池まで行けるのかなあ?
そのうち飛び立ってあたりを旋回した後、池の上に張り出した木の枝に止まりました。

2015年7月28日火曜日

アメリカミズアブ

7月26日、台風12号が九州の西を北上。 雨はあまり降らないけど風強し。  細島の米の山に来てみました。 小倉ヶ浜は風で白波がたち、白くけぶっています。
山頂付近はさすがにまともに立っておれない位、風が強いです。 こんな時にも物好きな人が2~3人来ていました。
展望台の床に、ヨツスジトラカミキリがしがみついていました。
ちょっと大き目のミズアブが壁にしがみついていました。 風のせいか翅がめくれています。
あまり見たことのないアブでしたので、帰って
調べてみました。

原色昆虫大図鑑 Ⅲ 北隆館 1965年
アメリカミズアブ 
1950年ころ日本に入り、  分布は本州、
四国、琉球;ハワイ、北米、中米

当時、九州には入っていなかったんですね。
ネット検索すると、今は九州にもいるようです。

2015年7月27日月曜日

ミナミトンボの古い標本 (川南産)

古い標本の中から出てきました。      1979年の川南湿地近辺で採集したミナミトンボ♂です。
詳しくは比較していませんが、中之島産のものと違いはあまり無いようです。
尾端横から。
尾端上から。
2頭目の♂。 腹部が途中でちぎれています。
ミナミトンボの川南での記録は、1995年以降
見ることができませんでした。

発生源と思われる川南湿原は、看板の説明に
よれば、2000年2月には完全に一旦水を抜き
さって浚渫工事をしているようです。

また、1995年まであったホテイアオイは、小生が
2010年に約30年ぶりに訪れた時には、全く姿を
消していました。
周りの様子も一変していました。

2011年10月には、ハネビロエゾトンボを♂1頭
見かけましたが、ミナミトンボらしき姿は1度も見て
おりません。

ミナミトンボの古い標本 (中之島産)

標本整理をしていたら、古いミナミトンボの標本が出てきました。 虫に齧られたり、カビにやられたり。       1973年のトカラ列島中之島で採集したものです。 3♂1♀がありました。
眼は虫に齧られています。
尾端横から。
尾端上から。
2頭目の♂。
3頭目の♂。
これは♀です。
現在、中之島での昆虫採集は、許可が
なくてはできなくなっているようです。

モモノゴマダラノメイガ

7月22日、室内の窓際に、蛾が転がっていました。
ほとんど無傷です。 親爺の毒気にやられて即死したんでしょうか。蚊とり線香みたいなのは置いてありますが、蚊は室内では元気に飛び回っています。      モモノゴマダラノメイガのようですが、近似種にマツノゴマダラノメイガや、コモンゴマダラノメイガなどがあります。

2015年7月24日金曜日

草葉の陰でラミーカミキリが、・・

7月19日、朝から小雨、時々激しい雨。  もうしばらく墓参りに行っていないので、鹿児島蒲生に出かけました。 八幡神社です。
佐賀県にも大楠があるらしいですが、ここのはやはり日本一なんですねー。
墓に来てみると、案の定草が茂っていました。 墓の横にある木はツゲです。 鹿児島では墓場や屋敷の庭先によくツゲが植えられています。 ニシキキンカメムシが気になり、ちょっと探したこともありますが。  茂ったヤブマオにはあちこちにラミーカミキリが。
雨に濡れそびれて、

2015年7月23日木曜日

コシロシタバ

7月18日、小雨。 昼から門川の遠見山へ。 向こうに見えるのは、カンムリウミスズメの繁殖地で有名な枇榔島。 もうツクツクボウシが鳴いていました。 我が家の周辺では毎年お盆を過ぎるころから鳴き始めます。
チョウはほとんど飛んでいません。 アジサイの葉上にヤマトカギバがいました。
ウラベニエダシャクでしょうか。 赤味がかった斑紋が、濃くでています。
クロセセリみたいな蝶が飛んで行って木に止まりました。
ここで時々見かける蛾です。 カトカラじゃないかなと思っていたので、 ビニール袋で採集。
冷凍庫から出してみました。
やっぱり、コシロシタバですね~。 ここはクヌギも多いし。 別にもう1頭目撃。 ここは多いんですかね。
桜の木の幹にヤツメカミキリ。 ここではよく見かけます。
桜の枝にカタジロゴマフカミキリ。