先週、本屋さんで見つけました。
面白くて、一晩で読んでしまいました。
古代史に関する書籍は沢山あって、歴史好きの小生でも
どれも同じような内容なので、少々食傷気味。
しかし新刊本には最新知見に基づく記載があるので、手に
とってみました。
驚きましたね~。まともに ”邪馬台国が宮崎にあったので
ある。” と自信を持って断定しているんです。
まあ今までに邪馬台国に比定された地は全国各地に沢山
あり、九州では特に全県に有りますので、驚くに値するもの
ではないのでしょうが。
しかしその根拠が、自然科学者の立場から理論的に展開
されていて、まるで数学問題の解答をみるような?感じなん
です。
著者は歴史学者ではなく、畑違いの脳神経学者。
自然科学者の立場から、現在の考古学にたいする批判も
ちょっぴり混ぜながら、いろんな文献の考察をすすめてい
ます。説得力があるんです。書いてあることすべてが理解
できるわけじゃないんですが。
この人、宮崎となにか関係あるのかとも思ったんですが、
何も関係ないみたい。
今、宮崎県では古事記編纂1300年記念事業を展開中
ですが、まさにタイムリーですね~。
中国の歴史書 魏志倭人伝 と、日本の歴史書古事記
日本書紀とのつながりを切れ目なく説明してあります。
検証に値する仮説として。
2012年2月29日出版 だそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿