2012年2月10日金曜日

続 ラオスの蝶(2)

前回、意外にもDelias pasithoe の同定で苦戦しましたが、
        スペイン語のWIKIPEDIA のサイトには、東南アジアには
        19種の亜種がいることが出ていました。
         また、タイの Thailand Nature Explorer のサイトでは、
        D.p.siamensis の美しい写真を見ることができました。

         今回は、台湾ではお馴染みのワモンチョウの1種?の
        Thauria lathyi の標本です。(これは台湾にはいないよう
        ですが)

           少し傷んではいますが、大きく、迫力ある標本です。
           これも調べてみると、亜種が5~6種でてきました。
           Thauria lathyi siamensis
           T.l. lathyi
           T.l. gabrieli Brooks 1937
           T. aliris intermedia Crowley 1896
           T. a. siamensis Rothschild 1916
           T. a. pseudaliris Butler 1877
           T.aliris と、T.lathyi の表記は学者によって、hair tufts
          の有無で意見が違う?との記載も。

          これは裏面です。
          で、亜種のどれに近いか ですが、原始的な絵合わせ
          同定をしてみますと、どうも lathyi (aliris ?) siamensis
          の♀のようなんですが、ネット検索でやタイの図鑑には、
          分布がタイ、タイ東部 となっています。
           簡単な種類に思えても、素人には同定って難しい
          ものなんですね~。あれこれ悩むのもすごく楽しいん
          ですがね。

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