4月17日、ゆうこの3年祭、大御神社の宮司さんにまたお願いしました。
宮司さん、霊感?の優れた方で、神社の境内で、ある
場所を発掘されたところ、奇妙な物が出てきたとのこと。
”ドラゴンボール”と言っておられました。
詳しい事は”大御神社”のHPに巫女さんがupされてい
ますので参照してください。
早速、翌18日大御神社に見に行きました。
社殿です。
裏はすぐ海です。
お話のあった神社の境内の南端です。
さざれ石の大岩です。(神座と呼ばれている)
この神座(かみくら)のすぐ脇を掘ったところ、このような卵様の大きな岩が出てきたそうです。
とても自然にできた物とは思えません。専門家の調査がやがて
行われるんだそうです。
ここらあたりは昔から龍神信仰のあった所で、古代の人達が
造った龍の卵ではないかとの宮司さんのお話でした。
南側の海岸から神社を眺めると、右側の小山は鎌倉時代末期に築造された日知屋城の跡で、その中には古代人が造った古代メンヒル ス
トーンサークルがあるそうで、また社殿の上に遠く山が見えるのは米の
山(191.6m)ですが、この山にも遺跡があるそうです。
大正14年、考古学者、人類学者、民俗学者として有名な鳥居龍蔵
が遺跡調査を行い、山頂の巨石は古代信仰の立石(メンヒル)と発表
しています。さらにその南斜面に点在する多くの岩石はストーンサーク
ルと確認しているそうです。その写真を見ると、その岩石の列は大御
神社の方へ伸びています。
宮司さんのお話によると、この岩列は現在では道路工事などで壊さ
れて、ほとんど残っていないとのこと。
また山頂の巨石には八大龍王の文字が刻まれていますが、後に刻
まれたもの(江戸時代末期)としています。
日向市内には後期旧石器時代からの遺跡が見つかっており、(AT
下層からの石器が出土)2万数千年前からヒトが住んでいたようです。
神座の後ろの小山の南側中腹からは、弥生時代から古墳時代の材木に穴をあける道具の「石みの」が見つかったり、伊勢が浜の脇には
古墳があったりといろんな遺跡が沢山あります。
山腹の洞窟は、タンタンコブという蜘蛛が住んでいたという伝説の
洞窟のようです。
どんな調査結果が出るか楽しみです。
写真撮影等、神社の方の許可を得て作成しました。
神域で、春を楽しんでいるナナホシテントウをあちこちで見かけました。
参考資料
日向市史 民俗編 平成17年
宮崎県の歴史 山川出版社 1999年
九州旧石器 第9号 九州旧石器文化研究会 2005年
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