今回は、シロチョウ科の2回目です。
参考資料に、ネット検索で探し当てた日本産蝶類和名学名便覧2011
(BINRAN)と、Butterflies in Indo-China を加えました。
後者の資料は、図が豊富で、同定するのに非常に参考になります
が、種によっては図がないのもあります。
他に、世界の蝶 ぷてろんワールド というのも参考にさせて頂きま
した。
和名は、探し当りませんでした。
学名 Pareronia paravatar の♀
ラオスの図鑑にはPareronia 属は1種、タイの図鑑には3種、
Butterflies in Indo-China (以後BIC と略す)には4種でてい
ました。BIC にでていたものをこの種と判断しました。
裏面です。
記録が少ないもののようです。
和名 なんと キチョウ です。(あまり自信はないのですが)
展翅する時は、なんと変わったキチョウだろうかと思ったもの
でした。勿論キタキチョウではなく、ミナミキチョウ(別名キチョウ)
です。学名 Eurema hecabe hecabe の♀です。
個体変異があるようで、この標本のように薄く黒ずんだ個体と
そうでない個体がいるようです。
タイの図鑑には、E. h. contubernalis というのが図示されていて
非常によく似ていますので、同じものかも知れません。
これもあまり自信ないですが、タイワンキチョウ と思います。
学名 Eurema blanda silhetana
前翅裏面の中室の基部の斑点、後翅の形などを根拠としました
が、どうでしょうか。
近似種がいる上に、個体変異もあるようですし、難しいですね。
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