ラオスの図鑑では、Elymnias hypermnestra violetta となっています。しかし
♂しか図示されていません。
和名、ルリモンジャノメ ♀のようです。
ボルネオ、マレーシア、台湾等の図鑑では亜種なんでしょうか学名がそれぞれ
違います。しかもマレーシアでは5種類あります。地域によって5種類の亜種に分
けられているのか、同じ地域に5タイプいるのかよく分かりません。
ルリ色の紋のでかた、橙色紋のでかたが亜種によって随分違うようです。
裏面です。
リュウキュウアサギマダラでしょうか。
ラオスの図鑑では、Ideopsis similis persimilis となっています。
Ideopsis 属は、Radena 亜属とIdeopsis 亜属に分かれるらしいですが、
香港やマレーシアの図鑑には、Danaus 属の名がついています。
ここらあたりのこと、よくわかりません。
西谷氏コレクションには、雲南省と四川省の標本が図示されています。四川省のは
翅形が雲南省のものと少し違う印象です。
裏面です。
橋本さんよりご指摘がありました。 Ideopsis vulgaris contigua とのこと。明らかにリュウキュウアサギマダラではないです。 和名は、ブルガリスヒメゴマダラ となるんでしょうか。
ツマムラサキマダラの♂のようです。
ラオスの図鑑では、Euploea mulciber mulciber となっています。
26亜種いるらしいですが、迷蝶で採集されたらどこから来たのか分かるん
でしょうね。すごいですね。
このルリ色の輝き、見る角度によって違いますが、美しいですね~。
裏面です。
Ideopsis は、vulgaris contigua ではないでしょうか?
返信削除橋本様 ご指摘、有難うございます。その後入手したラオス蝶類図譜(木曜社)には similis と vulugaris が図示されており、明らかに vulgaris ですね。詳しいことはなにも知らないんですが、この図鑑には vulugaris macrina (Fruhstorfer,1904) とありますが、分布を考えるとやはり vulugaris contigua の方なんでしょうね。
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