2月7日、曇りのち小雨。 夜晴れ間。 今年も愛妻の親戚のお招きで、午後から日之影の神楽見物に出かけました。 |
昼の部はほとんど終わりかけ。 |
夜の部の準備に取り掛かり始めました。 鄙びた山里の小さな神社ですね~。 平地はあまり無いのに広い境内です。 |
予報では夕方から雨か雪でしたが、小雨がちょっと。 夕食に地元食材の山里料理をごちそうになり、地区の公民館へ。 空は晴れ間があって、すごい!暗闇の中、冬の銀河が見れました。オリオン、スバル、カシオペア、連なっているんですね~! 公民館では、もう太鼓の音が響いていました。 |
窓からのぞくと、もう始まっていました。 |
夜の部のプログラム。 舞いの演目?が昨年と少し違っています。 |
神楽を舞う人は、ほしゃどん(奉仕者)と呼ばれているそうですが、今年は子供が混じっています。小学1年生だそうです。 |
座張 太玉命(ふとたまみこと)の舞 |
神颪(かみおろし) 八百万の神々を神楽宿にお招きする舞 |
全部できなくなったとか。
最後の演目は、朝になり、これで今回の神楽はすべて終わり
ですよという一番華やかなもので素晴らしかったとか。
最近は、隣の地区の人達と協力しあってなんとか続けている
そうです。戦後、一時期開催されない時があったらしいですが、
それまで伝承されていた舞を覚えていた人達が絶やすまいと
また始めて復興させたとか。
日之影神楽は、高千穂神楽と同じではないそうです。
隣の町なので源は同じような気がするんですが。
高千穂神楽の起源は一説によると平安時代初期とも
言われ、現在の形態は江戸時代末期にはできあがって
いたらしい。
神楽面も鎌倉時代のものもあるらしい。
現場で神楽を見ると、時の経つのも忘れてずっと見入って
しまいます。太鼓のリズムと舞いの動き、祭りの踊りとは
違う厳かな雰囲気、舞い手と見届ける人との掛合い、和やかな
雰囲気、深夜になっても眠気を催すことはありません。
また来年も行きたいものです。
参考資料
神楽三十三番 高千穂夜神楽の世界 みやざき文庫
鉱脈社、
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