2013年12月1日日曜日

A氏のお宝コイン(2)

さてA氏から頂いたコイン、第2弾です。一筋縄ではいかないものが続きます。 上左2枚と中左1枚はイギリスの古いもの。イギリスの通貨単位はややこしくて小生はよく理解していませんが、1977年1ペニー銅貨とその隣の1920年1ペニー銅貨、大きさが随分違います。中の1シリング1950年白銅貨、このタイプ裏のデザインになぜか2種類あります。1949~1951年の発行。短いですね。                                                   次2枚はスウェーデン。左が1966年、右が1945年の1クローナコインです。銀貨とまでは言えない銀の合金だそうです。  次の2枚はデンマーク。1966年1クローネ白銅貨と1969年25オーレ白銅貨。いずれも1960~1971年の発行で、1992年以降になってから有名なハートマークのデザインが登場します。                                       次中段の2枚目から2枚はオランダです。1988年5セント銅貨。1982~2000年まで発行され以降ユーロコインになりました。2枚目は1950年10セントニッケル貨。1950~1980年の発行で初年度のものなんですね。    次の1枚はオーストリアの1シリングアルミ青銅貨。1960年もの。1959~2001年発行。アルミ青銅ってちょっと珍しい金属ですね。         次の3枚と下1枚はドイツ。1枚目1970年10ペニヒ青銅張りスチール貨。次も10ペニヒですが黄銅張リスチール貨と材質がちょっと違ううえに1949年だけの発行。しかも細かく5種類に分類?されていて、保存の程度にもよりますがカタログ上の評価は1~40ドル。この手のコインとしては高評価です。ほとんどが1ドルしませんから。        次の1969年の2ペニヒ青銅貨。1950~1969年発行ですが、1969年ものは珍品らしくしかもこのコイン程度がいいです。  今度は下の1972年の5ペニヒ青銅張りスチール貨。5と10ペニヒ貨は1950~2000年発行で、その後ユーロコインに代わっていったんでしょうね。                              最後下の段左2枚はスイスです。1959年10サンチーム白銅貨と1952年5サンチーム白銅貨です。10サンチーム貨は1879~2000年までずっと同じデザインが続いているようですが、途中材質がニッケルに変わった時があったようです。5サンチーム貨は1879~1980年まで同じデザインで発行され、やはり1時期ニッケル貨になっていたようです。                次の4枚はブルガリア人民共和国。政権が安定してないせいか、発行年が不定期です。 1962年20、10ストテインキニッケル黄銅貨。2ストテインキ黄銅貨。このデザインはこの年のみの発行。次1974年10ストテインキニッケル黄銅貨。これは1974、’88、’89、’90年の発行。   ヨーロッパ各国のコイン、それぞれの歴史がコインの姿に反映されてすごく興味深いですね~。今回もずいぶん堪能できました。有難うございました。 まだ他にも頂いたコインがあります。順次アップしてまいります。

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