2015年2月16日月曜日

冬の銀河

2月8日、夜、快晴。 前日、日之影で見た冬の銀河の素晴らしさが忘れられず、門川の遠見山へ。     真ん中斜めに淡く銀河が見えます。 日之影で見たものには残念ながら及ばず。   左下にシリウス、真ん中にオリオン座、右端真ん中にスバル。
北の空。 下真ん中あたりに北極星。 上真ん中あたりにスバル。左下は延岡方面の灯りで判りにくくなっています。 なんとなく淡い銀河が伸びています。  やっぱり近くに街の灯りがあるとダメですね~。昨夜は雨上がりだったのも良かったのかも。
偶然ですが、オリオン座の右側に流星が!
これにも!  下やや左寄りに。 流星群の時でもこんな感じで写ること無いのに。
ついでにオリオン大星雲を撮ってみました。赤味を帯びているんですね~。
スバルはこんな感じで撮れました。青白く輝く星の集団。                           いいですね~。

2015年2月15日日曜日

清水岳へ

2月8日、神門の町を過ぎると、前方に清水岳が見えてきました。
ずっと舗装されています。 尾根から展望が開けます。 北東方面。 以前よく利用した西郷側からの林道が見えます。 今も通れるのか?
東側。 オオミドリシジミの卵がよく採れた林道、自然林が少なくなり、どこらあたりだったか分かりません。
山頂へ向かう林道、昔のままです。
山頂に近くなると、雪が残っています。
午後1時半ごろなのに外気温氷点下1度。
頂上です。 鉄塔が増えています。 階段は昔のまま。 ここで子供たちと昼飯を食ったことがあったなぁ~。
おいしそうーなアカガシ!
あれ! 卵?
キリシマミドリシジミの卵に間違いなさそう。 オオミドリでもアイノミドリとも違います。 自然林がほとんど無くなっているのに、まだいたんですね~!
山頂の標識。標高1204m。 晴れてるのに粉雪が舞っています。 寒いです。
朽木を崩してみたら、エグリゴミムシダマシに似た虫が。 朽木は凍り付いていて、鍬は歯が立ちません。 土も凍っています。
山頂から西側。 展望は良くない。
西郷側へ少し下ると展望がよい所に。 北~北東方面。
もう少し下って山頂を眺めると、ほとんど人工林です。
防護ネットに苗木には白いプラスチックのカバーが。 鹿の害対策は徹底しています。 今日は鹿の姿、鳴き声はありませんでした。かなり減ってきたんでしょうか。

美郷町神門へ

2月8日、少し寒かったが朝から晴れ。  午前中に美郷町神門へ出発。  神門の入口ながされまで来ました。
ここは、江戸時代番所があった所で、現在は説明の看板が設置されています。 以前は小生等が虫捕りに来るころには何もありませんでした。
小丸川は当時と変わらず清流のまま。
水はすごく澄んでいます。
護岸工事がされない時分には、この川岸にハルニレの林があり、シータテハの蛹や幼虫がよく見られたものでした。
さらに進むと、百済王族の墓があります。 この看板は最近できたんでしょうか。           王族の霊を慰める行事”師走まつり”の時、テレビでよく放映されるので知られるようになりました。  昔はお互いを尊敬し信頼し合っていた時もあったんですね~。 
この墓一帯はきれいに整備されています。 植えてある紅梅、ほころびかけています。

2015年2月13日金曜日

日之影神楽

2月7日、曇りのち小雨。 夜晴れ間。  今年も愛妻の親戚のお招きで、午後から日之影の神楽見物に出かけました。 
昼の部はほとんど終わりかけ。
夜の部の準備に取り掛かり始めました。 鄙びた山里の小さな神社ですね~。 平地はあまり無いのに広い境内です。
予報では夕方から雨か雪でしたが、小雨がちょっと。 夕食に地元食材の山里料理をごちそうになり、地区の公民館へ。   空は晴れ間があって、すごい!暗闇の中、冬の銀河が見れました。オリオン、スバル、カシオペア、連なっているんですね~!   公民館では、もう太鼓の音が響いていました。
窓からのぞくと、もう始まっていました。
夜の部のプログラム。 舞いの演目?が昨年と少し違っています。
神楽を舞う人は、ほしゃどん(奉仕者)と呼ばれているそうですが、今年は子供が混じっています。小学1年生だそうです。
座張  太玉命(ふとたまみこと)の舞
神颪(かみおろし) 八百万の神々を神楽宿にお招きする舞
 以前は朝まで一晩中あったそうですが、後継者不足で33番
全部できなくなったとか。
最後の演目は、朝になり、これで今回の神楽はすべて終わり
ですよという一番華やかなもので素晴らしかったとか。
 
 最近は、隣の地区の人達と協力しあってなんとか続けている
そうです。戦後、一時期開催されない時があったらしいですが、
それまで伝承されていた舞を覚えていた人達が絶やすまいと
また始めて復興させたとか。

 日之影神楽は、高千穂神楽と同じではないそうです。
隣の町なので源は同じような気がするんですが。

 高千穂神楽の起源は一説によると平安時代初期とも
言われ、現在の形態は江戸時代末期にはできあがって
いたらしい。
神楽面も鎌倉時代のものもあるらしい。

 現場で神楽を見ると、時の経つのも忘れてずっと見入って
しまいます。太鼓のリズムと舞いの動き、祭りの踊りとは
違う厳かな雰囲気、舞い手と見届ける人との掛合い、和やかな
雰囲気、深夜になっても眠気を催すことはありません。
 また来年も行きたいものです。

参考資料
神楽三十三番 高千穂夜神楽の世界 みやざき文庫
鉱脈社、

2015年2月10日火曜日

越冬ツバメ?

2月1日、快晴。 宮崎市に行く途中、新富町の畑が広がっている所を通過中、鳥が飛び回っていました。国道10線ではありません。
ビニールハウスの脇に集中して飛び回っています。
なにかツバメに似ていますが、・・・?
ちょっと暖かいとはいえ、2月1日にツバメが渡って来るには早すぎますよね~。
しかしこれ、ツバメみたいですが、越冬ツバメ??

2015年1月29日木曜日

宮崎市高岡の城跡

1月24日、快晴で風弱く暖か。 愛妻の運転で、宮崎市高岡の天ヶ城跡まで出かけました。  外気温14℃。  途中蝶は何~にも飛んでいません。  城跡のある天ヶ城公園に着きました。 
階段を上がると広場に。 周囲に桜が植えられています。 桜の時期には花見客が大勢来るらしい。 ずっと向こうには天守閣らしき建物が見えます。
高岡の街並み。 大淀川の畔にあって、武家屋敷がまだ残っているそうです。 大淀川の向かい側には穆佐(むかさ)地区があり、同じく中世の城跡があります。
天守閣の前にはまた広場。
こじんまりした感じですね~。 この天守閣、史料発掘調査に基づいたものではないそうです。 歴史民俗資料館の建物です。
おっ! 入場料無料です。  中に入ることにしました。
ここは本丸跡なんですね。
資料館全景。
昔の家具や農機具、武具、歴史資料が展示されていましたが、撮影不可でした。 4階が最上階。
最上階は展望所になっています。 南東方向。 大淀川が見えます。
北西方向。 大森岳や掃部岳がよく見えます。 西の方には霧島も見えるらしい。
北には、遠くに尾鈴山も見えます。 360度、見晴らしがすごくいいですね。 城を築くにはここは最適だったんでしょうね~。
天ヶ城茶屋というのがありました。
腹も減ったしここで昼食。 地元のだご汁を注文。
みそ仕立ての素朴な料理でした。空腹でもあったんですが、
旨かったですよ~。

窓の外を眺めると、窓ガラスにチョウチョが!
これ以外に今日はチョウチョは見かけませんでした。

高岡は中世には高岡郷と呼ばれ、1600年(慶長5年)島津
義久の家老比志島国貞が地頭となった所で、また隣の穆佐郷
には、島津義久の異形の軍師として知られている川田義朗
(よしあき)が 諸説あるようだが1595年地頭として没したと
言われている。
いずれも小生の母方のご先祖の一族で、一度は訪れてみたい
場所でした。

参考資料
鹿児島県姓氏家系大辞典 角川書店
郷土歴史大辞典 鹿児島県の地名 平凡社
歴史と旅 1999年7月号 秋田書店
福島金治著 戦国大名島津氏の領国形成 吉川弘文堂