2017年6月27日火曜日

米の山にヒゲブトグンバイ

6月17日、午後、細島の米の山です。 草の新芽に小さな虫を発見。
触角が変な虫です。 持ち帰って調べることに。
拡大して見ると、右の触覚は欠損しています。体長4mmぐらい。 ヒゲブトグンバイのようですが、宮崎県ではめずらしいものみたい。 自信なくなったので、宮崎の小松氏に写真判定して頂きました。 43年前に記録があるとか。 有難うございました。
6月21日昼過ぎ、また探してみることに。 採集した時についていた草です。 ヒゲブトグンバイはシソ科のニガクサに虫えいを作り、その中で幼虫が育つとか。 これ、ニガクサに似てますね。
これもそうかな?
目視で探しても見当たりません。 ここらあたりをネットでスウィーピング。
いました!
2頭採集。

触角も完全です。

アンバランスな面白い触覚をしてますね~。

ヒメリンゴにクサギカメムシの幼虫が、

6月16日、昼ごろ、玄関先のヒメリンゴ、今年も実が生り楽しみにしていましたが、何やら黒い影が。
これはクサギカメムシの2令ぐらいの幼虫ですね。
口吻を刺しているようですね。

他をさがしても、これ1頭だけ。

そのままにしていましたが、その後

姿を見ません。

2017年6月26日月曜日

Anthonomus 属(チビハナゾウムシ?属)の1種?

6月14日、午後、細島の黒田家臣の碑のある島に来ました。
島に生えているノイバラの花、食痕が

あるのでよく見ると小さな虫がいました。

写真に撮って拡大すると、ゾウムシみたい。

この個体、逃げ出して捕れませんでしたが、

他の花より3頭採集。

体長2mm。 口吻1mmぐらい。

図鑑、ネット検索でもよく分からず。

ハナゾウムシの1種みたいですが。

ナナホシテントウ、アブラムシに喰いつく

6月14日、晴れ。 午後から細島、米の山頂上。 大分草木が茂ってきました。
アザミにとまったナナホシテントウ、ヒゲをつけたよう。
覗き込んでみると、アブラムシに喰いついていますね。
テントウムシは、アブラムシを捕食すると聞いていましたが、実際見るのは初めて。
しつこく覗き込んでいたので、

アブラムシを放り出して逃げ出しました。

2017年6月25日日曜日

細島で出会った蛾

6月10日、午後、細島の御鉾ヶ浦公園です。 蛾を見ることが多くなりました。 ヤブマオの葉上に発見。
アカモンコナミシャクです。 4月2日、自宅にもいました。
スジオビヒメハマキでしょうか。
5月20日、米の山山頂にもいました。 ホソスジツトガです。 いいですね。
グリーンパーク入口、6月19日、薬剤散布らしい。 まあ仕方ないです。
米の山山頂に来ました。 トビモンハマキでしょうか。
ゴマフシロハビロキバガ。
少し色が違いますが、これもゴマフシロハビロキバガかな?
キオビベニヒメシャクでしょうか。
忘れていました。 6月5日、自宅でバラシロエダシャク。
これも、6月8日、自宅で、アカヒトリ。

2017年6月21日水曜日

ツツゾウムシが日向市米の山に

6月10日、午後、今度は米の山頂上へ。 枯れた桜の幹を見ていたら、
見慣れないゾウムシがいました。
じっとしています。 深度合成モードで撮影。
何をしてるのか分かりません。 種名を調べるためにお持ち帰り。
体長12.0mmぐらい。 触覚第一中間節と第二中間節が同じ位の長さ。
後脛節端の状態は、図鑑で見ると

ツツゾウムシの♀のような感じ。

以上から近似種コゲチャツツゾウムシとは

明らかに違います。

しかし、ツツゾウムシ、宮崎県では椎葉や
小林方面の山地に記録があるようで、
こんな沿岸部の低山地にもいるんですね。

ラミーカミキリ♂

6月10日、午後、細島の御鉾ヶ浦公園です。 カラムシにラミーカミキリがいました。 ちょっyと離れた場所にはヤブマオの茂みがありますが、そちらには見かけません。
よく見ると、青色の斑紋がよく発達しています。
細身だし、横から見ると♂のようです。
近づくとすぐ飛び立ちます。
顔は♀と大分違いますね。

2017年6月20日火曜日

コフキヒメイトトンボの求愛?

6月10日、薄曇り。 午後から細島の御鉾ヶ浦公園へ。 ウスバキトンボが数頭群れ飛んでいます。
広場の隅の溝、コフキヒメイトトンボ♂がいました。 腹部を曲げるような変な動きをしています。 
飛び立ちました。
すぐ上に♀が止まっていたんですね。 襲うまで気が付きませんでした。
すぐに元いた場所に戻りました。 ♀はそのまま止まっています。
♀は赤くてまだ未熟ですね。 求愛行動だったのかな? しばらくして♂は飛び去り他の場所へ移動しました。
あたりを探すと、一組のカップルを発見。 ♀は緑色で成熟個体ですね。
ハート型ですね。
近づきすぎたためか場所を移動しました。 同じカップルです。
この溝にはオオシオカラトンボも多いのですが、交尾しながら水面近くを飛び回っているオオシオカラトンボがいました。
そのうち離れて♀は産卵し始めました。

♂は近くで見守って(?)います。