2020年5月24日日曜日

アオグロナガタマムシとヒメカバイロコメツキ

2020年5月20日、細島、馬ケ背茶屋付近です。
クチナシの花が満開を過ぎつつあり、香りが辺りに
濃厚に漂っています。
アカメガシワの葉上に小さな虫が!
上の写真を拡大。
これは、さらに接近すると葉裏に逃亡。
捕まえようとしたら飛び立ってしまいました。
 付近を探すと、同じ位の大きさのコメツキ
と、別のアカメガシワから先ほどと同じ様な
虫を見つけ採集。
5mmちょっとの大きさ。
ナガタマムシとコメツキムシです。
ヒメカバイロコメツキのようです。
宮崎県内には、記録はあるようですが
あまり多くはなさそう。
一方、ナガタマムシの方、以前は同定はお手上げ
状態でしたが、むし社の日本産タマムシ大図鑑
(2013)で少しは小生でも判断できるように
なりました。
 アオグロナガタマムシのようです。珍品度は
最も普通とか! 宮崎県内でも各地に記録が
あるようです。

 ナガタマムシ属(Agrilus属)は図鑑によると
日本では現在97種が確定しているが、まだ
さらに記録される可能性があるらしい。
 外見上の形状は一般に変異の幅が大きく、
特徴の把握は容易なことではないとか。
 E.Jendek(2011)AGRILUS of East Asia
を見ると、A.viridiobscurus に並んで近似種が
いくつか記載されています。交尾器の検索が
必要なようです。
更に各部位を観察してみました。
前胸腹板突起の先端を見ようとしたら
ビノキュラの調子がおかしい!
霧がかかっているよう!
中を覗くとプリズムにカビがきているみたい!
白内障かと思った。









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