2012年7月31日火曜日

ネキトンボが大発生?

7月28日、孫達がそろそろ遊びに来るらしいので、タマムシを採りに出かけました。 エノキの樹上をジェット機みたいに翅を広げて飛んでいました。
飛び方は緩慢なので、運動神経の鈍い小生にも簡単に採れます。以前、指を挟まれた記憶、トラウマになっていなければいいんですが。
ついでに庄手のため池にも寄ってみました。 今日もヤゴが沢山ついています。 この写真には6個写っています。
10分もかからず39個のネキトンボの羽化殻と1個のクロスジギンヤンマの羽化殻を採集。
ネキトンボが産卵するのも目撃しました。 これはネキトンボ大発生でしょうか? それに今日は、タカネトンボ?が2頭縄張り争いをしていましたし、ヤブヤンマ?のメスともにらめっこをしました。だんだん以前に戻っているような気がします。
リスアカネ、1頭だけ池のそばにいました。  

猛暑、クロイトが潜水産卵

7月25日、昼から庄手のため池に出かけました。今日は平日、さすがに釣り人は来ていません。池の魚たちも心なしかのんびりしている様子。ブラックバスはお陰さまで(?)少なくなったような? 
大きなコイも岸辺近くに姿を見せます。周りの林からは、ミンミンゼミの鳴き声が聞こえてきます。
クロセセリが飛びまわっていました。
青い花に吸蜜にきました。
池に隣接した小さな池。この水際にトンボの羽化殻が沢山ありました。
ヤンマの羽化殻も。
10~20分ぐらいでこれだけ採集。 ヤンマはクロスジギンヤンマで3♂5♀。 トンボは24個ありましたが、すべてネキトンボでした。背棘が無くてウスバキトンボに似たものも3個ぐらいありましたが、腹端背面の形状からネキトンボと判断しました。
クロイトトンボ、わりと多く見られました。産卵中の個体も。
メスが産卵に夢中になり、移動しているうちに、水の深みに。
メスはほぼ水没。
オスまで無理やり?引っ張り込まれそうに。 ここで小生の動きに驚いたのか、急に2匹とも飛び立って行きました。
池の周りをめぐっていると、クロコムラサキのメスが飛んできました。小生の長靴にとまったり、近くの木の枝にとまったり。
池の堤の下の湿地には、ヤナギが多くあります。降りてみると・・・
いました! クヌギの樹上に2~3頭飛びまわっています。
ツノトンボがいました。
まだ未熟なナツアカネメスがいました。 帰りしな、釣り人が2~3人。暇人がいるんですね~。平日なのに。

2012年7月26日木曜日

セミが大合唱

7月24日、ようやく長い梅雨もあけたようです。早朝から相変わらずニイニイゼミがうるさく鳴き始め、6時を過ぎるとクマゼミの大合唱が始まりました。   昼ごろ庭に出てみると、イヌザクラの幹にアブラゼミが沢山とまっていました。写真には5頭写っています。
ウワミズザクラには例年クマゼミが集まりますが、今日も根ぎわからズラズラとクマゼミが止まっていました。この写真には6頭写っています。
反対側にも6頭。1頭は上の写真に重複。他の木にはこれほど集まってはいません。   ニイニイゼミの姿は見られません。小さいのに大声だけで存在感を示しているようです。一方アブラゼミは沢山いるのに控えめに時々鳴いています。   クマゼミ、遠く離れたよその家の群れとシンクロしながら鳴いています。我が家だけでもシンクロして鳴きだすと、壁の反射もあって大音響になり、庭に出た愛妻から ”うるさいわねー!!”  小生のせいではないんですが。  ま、ジャングルみたいに木を植えたのは私なんですけど。

2012年7月24日火曜日

これは何だろ???

7月22日、予報では降水確率80%。雷雨とも。諦めて朝遅く起きると雨は降っていません。そのうち時々日がさしてきました。茶珈館で愛妻とランチを食ったあと、ぼちぼち出かけることに。  また東郷町の土場へ。近くの林からはもうツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきました。日向ではお盆前に聞いた記憶がありません。さらにヒグラシの声まで。土場では一部の杉以外はすべて入れ替わっていました。    松の割れた部分にオオヨスジハナカミキリが産卵していました。
ハグルマトモエがいました。子供の頃は気味が悪いと思っていましたが、今でも少し・・・・。ここで雨が降ってきました。遠くには雷もなっています。
草の葉に小鳥の羽毛が?と思ったら・・・
何やら昆虫みたい。
ニコンD3200でマクロレンズをつけて撮ってみると、すごく綺麗に写っています。
実物よりずっと綺麗。
ウンカの1種?あるいはヨコバイ? アワフキ? 頼りにしていた南方新社の「昆虫の図鑑」にも載っていないみたい。
庄手のため池に転進。雨の中、ハンミョウがおとなしく池を眺めていました。
トンボはほとんど飛んでいません。ベニトンボの♀が1頭枯れ枝にとまっていました。
池の周りには釣り人が5~6人。
これはシロアヤヒメノメイガ?
持ち帰って調べてみると、ナツアカネの羽化殻。

2012年7月20日金曜日

我が家に来た蛾

7月14日、2~3日前から家の周りで見かけていましたが、家の中でとまっているのを愛妻が発見。フジロアツバ?
7月15日、家の脇のコンクリートにとまっていました。はっきりした紋様ですぐわかると思いきや、南方新社の昆虫の図鑑の図とは随分印象が違いました。結局学研の標準図鑑で、フタテンオエダシャクと判断しましたが、どうでしょう?
7月16日、玄関の扉にとまっていました。昆虫の図鑑ですぐユウマダラエダシャクと判断したんですが、近似種があって意外に判断が難しい。  前翅横脈上の黒環 ってこれかなあ? ヒトスジマダラエダシャク?
7月16日、玄関脇のクロガネモチの葉裏にとまっていました。 ワタノメイガ?
7月20日、縁側のふちにとまっていました。4~5年に1回くらい我が家に飛んできますが、庭にわりと大きなハンノキがあります。ひょっとするとオナガミズアオ?と思いましたが、・・・
やっぱりオオミズアオでしょうね~?

2012年7月17日火曜日

7月15日、熊本県山都町へ

7月15日、朝から天気よし。体調まあまあ。気力ちょぼちょぼ。どうにか昼前には出発できました。もう10数年前に行った場所、山都町へ。豪雨はどうだったか心配でしたが。  同じような景色が続く場所で、今回も迷いました。道の脇にヒメジョオンなどが咲いている所がありました。
蝶が何種類かいました。トラフシジミ。
イチモンジセセリ、5~6頭いました。
もつれあって草むらに行く個体が。交尾にしては変だが?
キマダラセセリ?  約1時間後、再び同じ所に来てみましたが、まったく別の種類のチョウばかりでした。ベニシジミ、スジグロシロチョウ?、ウラギンヒョウモン、・・・
ようやく目指す場所に着きました。木陰の涼しい所で弁当を食うことに。
クヌギ、カシワ、コナラ、ナラガシワなどが見られます。以前とほとんど林の状態は変わっていませんでした。
タカネトンボらしきトンボがパトロールしていました。ここで見るのは初めて。
おまけにトゲオトンボまで。近くに水場があるのかな?
ジャノメチョウはたくさんいました。
カシワを叩くとチラチラとゼフィルスらしきものが飛び立ちます。捕ってみるとウラジロミドリシジミのメスでした。以前はあまりいなかったような。
オオチャバネセセリが下草にいます。
あれ! これはクロシジミ。ここで見るのは初めて。
翅を広げてくれましたが、白斑と青色斑が出ています。元気が出てきますね~。
表は見れませんでしたが、裏は白色タイプ。
これも同じようなタイプです。5~6頭はいたようです。
またゼフィルスらしいチョウが。捕ってみると、ハヤシミドリシジミのメスでした。以前は多かったのですが。もう今の時期、ゼフィルスにはちょっと遅いみたい。♂は見かけませんでした。
表が見れなかったのではっきりしませんが、ヘリグロチャバネセセリ?スジグロチャバネセセリ? この手のセセリあちこちで見かけましたが、すばやくてなかなか写真に撮れません。この写真、D3200で撮ったものをPCで拡大しCX-3で撮り直したもの。