今日は、寒気がゆるみ昼前になると温かい日となった。
庭のヤマモモの木を見ると、幹から出た新芽にヤクシマルリ
シジミの卵と幼虫がついていた。
新芽はあちこちに出ているが、ほとんどの新芽に
卵はたくさんついている。
この前買ってきたバラの苗にも、3~4令位の幼虫が!
以前、庭木の剪定後に一斉に出てきた各種の樹木の新芽に
ヤクルリが産卵しまくっていたが、今ちょうどよさそうな新芽は
と見回すと、ビワに新芽がでている。以前は産卵していたし、
飼育もできた。
しかし今回、卵は見つけられなかった。
小倉ヶ浜に行ってみた。先日からの寒波でバナナの葉は
枯れていた。
付近で飛んでいたのは、アカタテハだけだった。
久しぶりに幸脇のサンパークに寄ってみたら、フェニックスが
無残な状態になっていました。
昨年頃から、日向市内でもこのような状態になったものを
あちこちで見かけるようになりました。
根際に行ってみると、葉の残骸や繭が散乱していました。
繭をあけてみると、ヤシオオオサゾウムシの死骸や蛹の死骸
がでてきました。こんな様子では越冬できるのでしょうか?
被害が広がっているようなので、どこかで越冬しているので
しょうか?
2010年1月15日金曜日
1月15日、クマソの蛹、これはダメか?
2010年1月7日木曜日
1月7日、クマソが羽化した
2010年1月6日水曜日
中尾氏寄贈の甲虫類を展足
今日は、中尾氏から先日いただいた甲虫類を、手持ちの小さな図鑑で
種名を調べてみました。
上のブロックの左の列、上からフィリピンオオヒゲコメツキ?
カタゾウムシの1種、コカブト?(以上フィリピン産)
その右、ヒメカブト?クワガタの♀はよく分からず。
あと7頭のゴホンヅノカブト、ダイコクコガネの1種
(以上タイ産)
左下のブロック。左からボルネオオオカブト?、オオシロスジ
カミキリ?あとのカミキリとカナブンは分からず。(以上ボルネオ産)
右下のブロック、キナバルオオキバクワガタ?アカアシツヤクワガタ?
コマルバネクワガタ?キナバルオオキバ?セアカフタマタクワガタ?
カナブンは同じ。(以上ボルネオ産)
皆でかくて迫力ありますねー。大きいので8㎝位あります。こんなのにしがみ
つかれたら大変でしょうね。
ボルネオ産とルソン島の分、すごく軟くて何もしなくてすぐ展足できました。
何か特別な処理がしてあったのでしょうか。
タイ産の分は、小さいのは3日、2頭の大きなゴホンヅノカブトは4日水に
浸けておいたらうまく展足できました。
種名を調べてみました。
上のブロックの左の列、上からフィリピンオオヒゲコメツキ?
カタゾウムシの1種、コカブト?(以上フィリピン産)
その右、ヒメカブト?クワガタの♀はよく分からず。
あと7頭のゴホンヅノカブト、ダイコクコガネの1種
(以上タイ産)
左下のブロック。左からボルネオオオカブト?、オオシロスジ
カミキリ?あとのカミキリとカナブンは分からず。(以上ボルネオ産)
右下のブロック、キナバルオオキバクワガタ?アカアシツヤクワガタ?
コマルバネクワガタ?キナバルオオキバ?セアカフタマタクワガタ?
カナブンは同じ。(以上ボルネオ産)
皆でかくて迫力ありますねー。大きいので8㎝位あります。こんなのにしがみ
つかれたら大変でしょうね。
ボルネオ産とルソン島の分、すごく軟くて何もしなくてすぐ展足できました。
何か特別な処理がしてあったのでしょうか。
タイ産の分は、小さいのは3日、2頭の大きなゴホンヅノカブトは4日水に
浸けておいたらうまく展足できました。
2010年1月3日日曜日
コゲチャサビカミキリ、越冬するのか?
12月13日、伊勢ヶ浜のソテツを見に行きました。
(写真は12月16日撮影)
クマソを探していると、綿毛葉(正確には大胞子葉と言うらしいが)
の裏に、カミキリが静止していた。
あとで調べると、コゲチャサビカミキリのようだが、
ちょっと色がうすく、南方系のよう。
まだ元気。
ソテツの幹の隙間には、羽化したばかり?の
クマソが合計9頭。
翅の伸びきっていないものも
5~6頭いた。
地面で蛹化したのか、落ちたのか?
これは、落ちたにしては少し位置が
違うような気がする。
コゲチャサビ、食樹総目録で調べると、ソテツ(実)、クワ類、
イチヂク類、ウルシ類があげてある。
そこでタッパーにアコウの葉、枯れ枝、生木それにソテツの
実、綿毛葉を入れて、室外に出しておいた。
1月3日現在、元気で、枯れ枝につかまっている。
(写真は12月16日撮影)
クマソを探していると、綿毛葉(正確には大胞子葉と言うらしいが)
の裏に、カミキリが静止していた。
あとで調べると、コゲチャサビカミキリのようだが、
ちょっと色がうすく、南方系のよう。
まだ元気。
ソテツの幹の隙間には、羽化したばかり?の
クマソが合計9頭。
翅の伸びきっていないものも
5~6頭いた。
地面で蛹化したのか、落ちたのか?
これは、落ちたにしては少し位置が
違うような気がする。
コゲチャサビ、食樹総目録で調べると、ソテツ(実)、クワ類、
イチヂク類、ウルシ類があげてある。
そこでタッパーにアコウの葉、枯れ枝、生木それにソテツの
実、綿毛葉を入れて、室外に出しておいた。
1月3日現在、元気で、枯れ枝につかまっている。
クマソの標本写真
①9月9日、小倉ヶ浜で採集
② 同。表
普通の夏型でしょうか。
③10月22日、羽化。
終令幼虫から夜だけ冷蔵庫(5℃)
日中は室内(20数℃)で飼育。
日向市内産
④ 同、表
表(♀だけ)も裏も白化傾向が
強い。
⑤10月31日~11月2日、羽化。
蛹になってから夜だけ冷蔵庫。
日向市内産。
⑥ 同、表
♀の表は、青色紋が広く
なっている。
裏は、♂♀とも夏型とあまり差がない。
⑦11月25日、小倉ヶ浜で採集。
⑧ 同、表
これは典型的な低温型でしょうか。
♀の表の青色紋は、さらに広がって
いる。
⑨ これも同日採集。
⑩ 同、表
裏の紋様は少し違うが、表は
差があまりない。
下の少し小さな♂の裏は、夏型の
紋様に似ているが、色彩が違う。
⑪左は9月9日、 右は10月3日に
採集。大きさの個体差を示す。
12月の分は、まだ展翅板からはずしていません。
今の時点で、低温型は、だいたい3型ぐらいに分けられる
のでは?と思いましたが、いかがでしょうか?
③~④がひとつ、⑤~⑥が2番目、⑦~⑩が3番目
② 同。表
普通の夏型でしょうか。
③10月22日、羽化。
終令幼虫から夜だけ冷蔵庫(5℃)
日中は室内(20数℃)で飼育。
日向市内産
④ 同、表
表(♀だけ)も裏も白化傾向が
強い。
⑤10月31日~11月2日、羽化。
蛹になってから夜だけ冷蔵庫。
日向市内産。
⑥ 同、表
♀の表は、青色紋が広く
なっている。
裏は、♂♀とも夏型とあまり差がない。
⑦11月25日、小倉ヶ浜で採集。
⑧ 同、表
これは典型的な低温型でしょうか。
♀の表の青色紋は、さらに広がって
いる。
⑨ これも同日採集。
⑩ 同、表
裏の紋様は少し違うが、表は
差があまりない。
下の少し小さな♂の裏は、夏型の
紋様に似ているが、色彩が違う。
⑪左は9月9日、 右は10月3日に
採集。大きさの個体差を示す。
12月の分は、まだ展翅板からはずしていません。
今の時点で、低温型は、だいたい3型ぐらいに分けられる
のでは?と思いましたが、いかがでしょうか?
③~④がひとつ、⑤~⑥が2番目、⑦~⑩が3番目
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