2021年4月30日金曜日

細島のオオモモブトスカシバとシタキモモブトスカシバ

2017年の日向市細島での記録です。


 6月25日、細島の岬付近のイソノキです。

アオスジアゲハ、ミカドアゲハなどのアゲハ類や蜂など

虫が多数集まっています。

 イソノキ、花らしい花でなく香りもあまりしませんが、

他所でも不思議に虫がよく集まります。

 オオモモブトスカシバのようです。

 これも多分オオモモブトスカシバ

 これは、シタキモモブトスカシバ?
中脚脛節~跗節が白黒2色になっていそうなので
判断しました。

7月5日、細島の灯台付近。
ヤブカラシの花に来たオオモモブトスカシバ
ヤブカラシのあたりにも飛び回るのをよく
見かけます。

この時採集した分の展翅標本です。
3種ぐらいいるんじゃないかと妄想を
膨らませましたが、・・・

 結局、左上と右下がシタキモモブトで
他の7頭がオオモモブトスカシバでした。

 左上の標本。
後脚が2本ともありませんが、1本は展翅中に落下。
開帳約32mm シタキモモブトスカシバの特徴が
認められます。

 右下の標本
開帳約38mm シタキモモブトにしてはでかい!
後脚が長い! 前翅中室端紋の形状や中脚の白黒
の色彩はシタキモモブトみたいだが。

 他の標本と見比べてみると、後脚は、関節を
単に伸ばしているだけみたい。
妄想が消え去りました。







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