2011年1月10日月曜日

ラオスの蝶 (11)

         今回から、シジミチョウ科になります。
         さらに同定が難しくなってきました。
         素人親父の判断ですので、あまり種名にこだわらず、写真を
         楽しんで下さい。


           ホウセキシジミ(キララシジミ)属 (Poritia) の1種です。
           和名にはたどり着けませんでした。
           学名 Poritia hewitsoni tavoyana  の♀

           Poritia 属のシジミチョウは、マレーシアを中心として分布している
           らしく、BICには8種6亜種でています。ここに出した種の♀は、6
           型も図示してあり、その中の1型に良く似ていましたので、これに
           判断しました。
           ラオスの図鑑には1種のみ、タイの図鑑では7種、マレーシアの図
           鑑では8種が図示されています。
            ♂は特に美しいですが、これは♀です。でも目を引くぐらい美し
           いですねー。


           和名、これもたどり着けませんでした。
           学名、Surendra quercetorum quercetorum の♀

           Surendra 属は、タイとラオスの図鑑では1種、マレーシアの図鑑
           では3種、BICでは3種2亜種でています。 

2011年1月9日日曜日

ラオスの蝶 (10)

         今回は、シロチョウ科の2回目です。
        参考資料に、ネット検索で探し当てた日本産蝶類和名学名便覧2011
        (BINRAN)と、Butterflies in Indo-China を加えました。
         後者の資料は、図が豊富で、同定するのに非常に参考になります
        が、種によっては図がないのもあります。
         他に、世界の蝶 ぷてろんワールド というのも参考にさせて頂きま
        した。


            和名は、探し当りませんでした。
            学名  Pareronia paravatar の♀

           ラオスの図鑑にはPareronia 属は1種、タイの図鑑には3種、
           Butterflies in Indo-China (以後BIC と略す)には4種でてい
           ました。BIC にでていたものをこの種と判断しました。

           裏面です。
           記録が少ないもののようです。


           和名 なんと キチョウ です。(あまり自信はないのですが)

           展翅する時は、なんと変わったキチョウだろうかと思ったもの
           でした。勿論キタキチョウではなく、ミナミキチョウ(別名キチョウ)
           です。学名 Eurema hecabe hecabe の♀です。

            個体変異があるようで、この標本のように薄く黒ずんだ個体と
           そうでない個体がいるようです。

           タイの図鑑には、E. h. contubernalis というのが図示されていて
           非常によく似ていますので、同じものかも知れません。

 

            これもあまり自信ないですが、タイワンキチョウ と思います。
            学名 Eurema blanda silhetana

            前翅裏面の中室の基部の斑点、後翅の形などを根拠としました
            が、どうでしょうか。
             近似種がいる上に、個体変異もあるようですし、難しいですね。

2011年1月7日金曜日

ラオスの蝶 (9)

    今回からは、シロチョウ科に移ります。同定が比較的やさしいものと
   すごく難しいもの(小生にとって)があります。


         和名、クロテンシロチョウ  Leptosia nina nina

      ラオスの図鑑には、L. nina nina  だけがでていますが、ボルネオ、タイ、
      マレーシアの本には、L. nina malayana  もでています。良く似ていて私
      には区別がつきません。


        和名 メスシロキチョウ  Ixias pyrene verna  の♀

      台湾にもI. pyrene insignis メスシロキチョウ がいますので、割になじみ
      があると思います。
      ラオスの図鑑には、I. p. yunnanensis というのも図示されています。
      ボルネオにはちょっと似ている同属種がいるようですが、同じ種はいない
      ようです。

Butterflies in Indo-China  に図示してあるものでは、I.p. verna よりも
      I.p. yunnanensis  の方がより適切のようです。  

      
        和名 スキラキシタシロチョウ  Catopsilia scylla cornelia  の♀
        南方新社の昆虫の図鑑には、キシタウスキシロチョウ で載っていま
        す。

      ボルネオ、ラオス、タイの図鑑には同じ学名のものだけがでています。
      亜種はないのでしょうか。
      和名では、ボルネオの本に、スキラキシタシロチョウ とでています。
      キシタシロチョウは、全然別の、Cepora iudith hespera  につけられて
      います。
       中国にも分布しているようですが、西谷氏のコレクションにはありません
      でした。

      BINRAN 2011  では、キシタウスキシロチョウ Catopsilia scylla  と
      なっているようです。 

2011年1月6日木曜日

ラオスの蝶 (8)

  今回は日本ではあまりなじみの無いシジミタテハの種類です。
 大きさは、左が横幅が約30mm 、右が約35mm 位の普通のシジミチョウ
 ぐらいです。


    左は、和名 ナミモンシジミタテハ Zemeros flegyas allica

ボルネオの本には、アミメシジミタテハ Z. f. hostius  が図示されていますが、
   前翅翅端部の白斑が大きく、Z. f. allica  とは少し印象が違います。
   マレーの図鑑には、Z. f. allica  は図示されてなく、Z. f. albipunctata  が、
   allica  に良く似ているとして図示されています。
    albipunctata  と hostius  とはほとんど区別できない位似ています。

    西谷氏コレクションには、ナミモンシジミタテハ Z. flegyas  が図示されて
   います。(湖北省産)
    この標本と良く似ており、またラオスの図鑑のもの(Z. f. allica )とも良く似て
   いましたので、和名を採用させていただきました。

    右は和名、ゲザシジミタテハ Abisara geza  ??

    ラオスの図鑑には、A.kausambi ssp.  として図示されています。
    マレーの図鑑には、A. kausambi kausambi  と、A. geza niya  が図示
    されていますが、どちらとも決めかねます。
    ボルネオの本では、A. geza litavicus (ゲザシジミタテハ) と A. kausambi
    asoka (カウサンビイシジミタテハ) との違いが解説してありますが、
    良く分かりません。
    タイの図鑑では類似種が載っていませんでした。

2011年1月5日水曜日

ラオスの蝶 (7)

  和名、キンミスジ、ホルドニアキンミスジ
 ラオスの図鑑では、Pantoporia hordonia hordonia

  しかしミスジチョウの類は同定が難しいようで、全く自信ありません。
 乾期には季節型があるらしく変化が見られるそうです。
  Pantoporia 属は、ラオスの図鑑には3種、タイの図鑑には5種でています。

   キンミスジの裏面です。



   これは和名、リュウキュウミスジ でしょうか。
 
   ラオスの図鑑では、Neptis hylas kamarupa がでています。
   タイの図鑑では、Neotis hylas は、kamarupa と papaja の2亜種?がでています。

    左がkamarupa で、右がpapaja かな~あ? 分布はそれぞれ違うようですので、
   kamarupa の♂♀の違いだけなのかも知れません。

2011年1月3日月曜日

1月3日、アケビコノハ、成虫で越年

 昨年11月23日、アケビコノハが蛹化しているのに気付きましたが、その後
時々はタッパーの中を見ていましたが、孫達との遊びが忙しく、ついその存在
を忘れていました。
 12月31日、思いだして覗いてみると、成虫になってました。いつ羽化したのか
さっぱりわかりません。

 これは1月1日に撮影したものです。

 頭部の様子、鼻がずいぶん飛びだしているんですね。
それと、触角、どこにあるのかな?

 どうやら、頭部の襞?の下にしまいこんでいるみたいです。
つつくと少し動きますのでまだ今日も生きているようです。

2011年1月1日土曜日

平成23年 初日の出

  平成23年元旦

  風もなく穏やかな朝です。寒いです。31日は粉雪が舞っていましたが、
 快晴です。
  鹿児島をはじめ、全国的に積雪がみられたようですが、ここ日向市は
 雪は積もりませんでした。

  明けましておめでとうございます。

   朝、上弦の月と明けの明星が輝いていました。


  日向市伊勢が浜です。
 初日を拝みに大勢の若者たちが来ていました。












   浜辺には、誰もいなくなりました。
  
   今年もよろしくお願い致します。