日之影町小崎は、旧高千穂郷には含まれないものの、その神楽は、出雲系の里神楽
である高千穂神楽によく類似しているように思う。
日之影町の山里、小崎で長年伝承されてきたが、小崎神社の由緒書き?には天正2年
の文字があり、室町時代後期から続いていたのかも知れない。
現在は人口40~50人ほどの小さな集落で、昨年は実施できず途絶えるのではと
心配していた。
今年は2月2日の日中のみに縮小されての神楽だった。本来なら翌朝まで続き、
夜神楽といわれるものです。荘厳で迫力ある神楽でした。
荘厳な舞。太鼓や鉦の音が鎮守の森、集落に響きわたります。
お面を着けた一人舞。雰囲気ががらりと変わり、太鼓の音、リズム
も変わって緊張感が漲り、迫力充分です。
舞い手の所作、光の具合で表情が変化するのが興味深い。
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