2009年4月19日日曜日

4月19日

  晴れて温かい日。椎葉村の三方岳に出かけました。
 登山口の駐車場。これから先は、九大の演習林が広がって
います。入林するには許可が必要です。
 登山道は、演習林の脇を通っているので、登山だけ
なら許可はいらないようです。

  演習林の中を、国道が通っています。
 すばらしい自然林が広がっています。
以前は、下にはスズタケがびっしり
 茂っていたのですが、今は鹿が増え
 すぎて、その食害のためかほとんど
 スズタケを見ることはありません。
  道路脇には、鹿の骨も散見され
 すぐ近くまで鹿がウロウロしています。

  道の脇で、ちょっと用をたしていたら、カサカサ音がします。
 よく見ると、ツノクロツヤムシが散歩をしています。
  朽木くずしでよくでてくるムシですが、以前1回だけ
 地面を歩いていたのを見たことがあります。

   帰り際、南郷村(現在、美郷町南郷区)の
 弓弦葉で、赤松の倒木の樹皮下よりホンドニセハイイロ
 ハナカミキリ?の死骸を発見。
   ツノクロツヤムシを不思議そうに触っています。
 ちょっとは興味があるみたい。
   孫のゆうまくん、1才3カ月。

2009年4月6日月曜日

4月6日

   昨年10月26日、紫尾山で採集したセダカコブ3♂1♀
  のうち、1♂だけがまだ生き残っていました。
   他の2♂1♀と一緒に、冷蔵庫のチルド室で越冬させた
  のですが、春になって少しは枯葉を食って生きてはいた
  ものの、ついにこの1頭だけになりました。
   カエデ類の枯葉を好むようなので、新芽を食ったら
  元気になるかな?・・・と思ってタッパー内に新芽を
  入れてみました。

   新芽はぜんぜん齧らず、枯葉しか食しないようでした。
  5月9日まで生きていましたが、管理に熱がいらず
  長生きできなかったようです。