2019年8月5日月曜日

夜の諸塚の展望台

 8月3日夜、天の川を眺めようと諸塚へ出かけました。
梅雨明けの今頃、天の川が一番美しく観れます。標高1000m弱の360度
展望ができる展望台、期待できそうです。
 日中は雲がかかりますが、夜は晴れそう。月の入りは午後9時ごろ。

午後7時半ごろ。 展望台から南東方向。 雲がまだ少し残っています。
7月28日に展望台付近での高度計。 1000m弱を指しています。
日没は雲に隠れて、真っ赤に雲を染めて消えていきました。
日没後、月が左上に。
展望台の南側。
午後8時20分ごろ。 星が輝き始めました。 ポータブル赤道儀を持ち出し、極軸を目測で適当に北極星に合わせます。 焦点距離10mmの広角で30秒露出。
午後8時40分ごろ。 同じ方向。 真ん中に北極星、左に北斗七星、右下にカシオペア座が見えます。
南側です。 地平線の灯り、直線距離で70km離れた宮崎市だろうと思います。 天の川が地平線から上空に続いています。 右手のさそり座付近の明るい星、木星のようです。
南から北へ続く天の川。 レリーズの調子が悪く、シャッターを指で押し続けて2~3分露出。 極軸がちゃんと合っていないし、指の振動もあったのか、かなりぶれています。右側が銀河の中心部分ですね。よく見ると流星のような光の筋が写っています。点滅のある飛行機ではなさそう。
東側です。 地平線の灯り、左側は約30km離れた延岡市、右は日向市と思われます。一時期霧がかかっていましたが、急に晴れてきました。寒いです。外気温20℃。長袖を着用。
午後8時46分ごろ。 西の空、月の入りです。 これからさらに暗くなって、星がより美しく輝き始めるかと思いましたが、空気があまり澄んでいないんでしょうか、バックは漆黒の空にはなりません。しかし、カシオペア座まで続く天の川が一望できる所は近くにはありません。機材を調整して再度挑戦してみたい。ペルセウス座流星群の頃、台風も過ぎ、条件がいいかも。